めんたいオフィスの閉鎖で個人的に最も寂しい気がしているのが「久留米ラーメン巡業」から遠のいてしまうという事。
これが最後になるのかな？とか思いつつ、環状線からゆっくりと３号線を南下。
今日のお店は、ココ。
「モヒカンらーめん味壱屋」
自分の中では、福岡の名店＝研究・努力・ド根性みたいなイメージで固まりかけていて、ラーメンにギャグセンスは求めていなかったのだが、こないだ雁の巣球場にカープ戦を観に行った時に立ち寄ったラーメン屋に事もあろうかラーメンマンの髪型をしているスタッフがいて妙にウケたのである。初めて見たぞ。ホントにやるかよ！？みたいな。しかも旨い・・・
いや、もしかしたらそこまでやってでもお客さんに喜んでもらおうとする究極のホスピタリティなのかもしれない。
だから、今ではラーメンに笑いは全然(・∀・)オッケー！というスタンスなのである。
ぐるなびの地図を見ながら、たどり着くと第一駐車場は既にいっぱい。しかも行列じゃないか、モヒカン。
（この写真は帰り際のモノで行列なし）
仕方なく第２駐車場に向かうと軽いジャブw
おいおい。頼むから罰金にしてくれ
店の前で座って並んでいると「ホステスが案内します」との表示。時折、顔を出し店内に招いてくれたり、帰っていくお客さんに「気をつけてお帰りくださいね～♡」みたいな感じで送り出してくれる。しかもユルく可愛い・・・このお姉さんに会いたくて通うオジさんも多いとみた。
食券買ってカウンターに案内されるとモヒカンのヘアスタイルの店長さん（ラーメン担当）といかにも久留米らしいイケメン君（焼き物担当）が厨房で活きの良い声で働いていた。こーゆーのって福岡のラーメン屋さんらしくていいよね。
注文したのは「モヒカンラーメン＆白ご飯」と「焼き替え玉」←注目（※）
替え玉（100円）も普通にあるのだが、焼き替え玉（300円）がどんなものなのか気になってしょうがない。頼むと「少しお時間かかりますので、早目にご注文くださいね♡」らしい・・・
ラーメン来た！
トロッとしたたるみと少し甘味のあるマイルドなスープに、これまた甘目の赤唐辛子の薬味ダレ。溶かすとフワーっと香りが広がる感じです。ネギの香りも同時に倍増させてくれますね。麺は極細麺！
あきまへんやん。この時点で「久留米最高金賞」をあげたくなりました。
が！ 白ご飯美味しすぎますーーーー。高菜も。
ラーメン屋さんのご飯ってあんまり期待してませんでしたが・・・艶々ツルツルで新米炊きたての香りが。
あかんあかん・・・
至福の時は、あっちゅう間に過ぎていきます。
忘れかけていたタイミングで絶妙に見逃していないモヒカン店長が「そろそろ焼き替え玉、いきましょうか？」と声をかけてくれ・・・「おおお、お願いしやっす。」
黙ってカウンターから厨房のオシゴトぶりを観察していると、茹で上がった（多分、僕のであろう）麺をモヒカン店長からイケメン焼き物スタッフに投げているではないか！？
「いきまーす！ポイっ」 ～ 「はーい！パシュ。」
沸くカウンター客 「うおおお。」
そーこーしてると左のお隣さんに「とんこつ飯」なるチャーハン的なものが届いた。ジョイフルのステーキ皿みたいなアツアツ鉄板で焼いたご飯を、とんこつスープでジュワジュワしながら、食べるというもののようだ。（500円） イケメンお兄さんが説明しながら、かき混ぜてくれてます。
一方、右のお隣さんは女性一人で来てるようで期間限定の「台湾混ぜ麺」を食している。これも広島の坦坦麺のような感じで最初の混ぜ混ぜ感が必死っぽい。絶妙なタイミングでホステスのお姉さんが「〇〇飯いきましょうか？」って声かけてくれる。
お客さんの行動心理を良く捉えてますね。 (｡-_-｡)
両隣観察してたら来た！ 「焼き替え玉」
イケメン焼き物担当のお兄さんがラーメン鉢を抱え「こちらの残ったスープを入れさせてもらいますー。」とお断りがあり、どーするんやろと思いつつ眺めてたら、蓮華でスープをすくい、焼き替え玉にかけながら、数を数えだした。
お兄さん「いっぱーい、にはーい、さんばーい、よんはーい・・・」
お兄さん「はい、五はーい」 モヒカン店長「GOー！」
お兄さん「はーい、ロケンロール！」
カウンター客全員 「大爆笑」(*≧∀≦*)
意味が分かりません
でも、楽しいんですわ
しかも旨い！
絶えず写真を撮っていたのをホステスの姉さんも気になっていたようで、帰り際にちょこっと立ち話しました。「趣味なんで・・・」って事で詳しくは話しませんでしたが。
辛気臭い顔して「つくる」「食べる」ラーメンよりも、こんな感じでわいわい楽しみながら食べるラーメンも素敵に思えるううう。
久留米に来る機会があれば、是非お薦めです。
でわ！