快晴の土曜日は、CMのシナリオハンティング。
パッと見て由布院と分かる場所を探しまくった。
訪れる人のアプローチで違ってくるんだけれども旅人という観点からすると、やっぱり駅やホームに降り立った直後なんだろう。これが別府市民だと狭霧台からの風景だったり、大分市民だと川西の交差点に差し掛かったあたりなのか?などと思いを巡らしてみた。
旅人になったつもりで、眺めてみる。
おぉ私は今、由布院にいる。
これが夢にまでみた由布院。
頑張った自分へのご褒美、由布院。
トンネルを抜けると春だった、由布院。
なんだか人が多いぞ、由布院。
どうして湯布院でなく、由布院なのか?由布院。
ここにもジョイフルあるんだ、由布院。
何故ゆるキャラをつくった、由布院。
連合会理事会は頼むから降らないでくれ、由布院。
旅人になったつもりで由布院駅前につっ立っていると、溢れる温泉のように名コピーが頭に浮かぶのだが、辻馬車の邪魔になりそうだったので早々に引き上げた。
結局、由布院という町は、由布岳がシンボルなのである。横断道路沿いからも見上げてみたが、こちらは綺麗すぎて面白くない。旅に来た感は、多少なりともごちゃごちゃしている方がいい気がする。
という訳で、駅前で撮ろうと思う。