とうとう来週は偉大なる旅行エッセイスト
M田先生が大分にお越しになる。
自他共に認める『広域観光バリスマガイド』
(ばりすいません、なんちゃってガイド)の私としては
当然のことながら事前の下見にも余念がない。
本来であれば
知事や経済団体トップ達と空港でお出迎えし
ミスなんちゃらによる花束贈呈。
ユルすぎる着ぐるみ部隊が出番を間違えて失笑してるところを
地方局のTVカメラまでもが遅れてきて、テイク2はいいが
知事は公務の為さっさと退席させていただきます的な演出も考えていたが
特別ミッションもあるので今回ニュースリリースはしなかった。
さらに快適に筆をすすめていただくためには
川端康成や幾多の文人達が愛したとかいう
由布院とか長湯あたりの高級旅館を利用するのも一興だが
色々と諸事情が重なったというか
増築を重ねた旅館の侘び寂びを体験したいというか
ヌルめのお湯が好みというか
単にスポンサーがいなかったとかの指摘もあるが
おんせん県おおいた♨魅力も満載!の新しいスタイルを
追求しなくてはならないというフロンティア精神に基づいて
今回は特別に塚野鉱泉(大分市)のS荘にお世話になる事にした。
なんだか最近このパターンが多いんじゃないか、小野君。
湯治宿のビジネス利用
そこは、突っ込まないように。
いや、そんな浅はかな理由ではないのだ。
特別ミッション(旅の目的)が
おんせん県おおいた♨磨崖仏も満載!なのである。
初日は、空港から西国東半島(泊)
2日目は、豊後大野市などの大野川流域。
3日目は、大分市内から臼杵~空港という日程。
そうすると移動時間も惜しいので
2日目の宿をどこに取るのかという事が重要になる。
塚野鉱泉なら口戸磨崖仏や
高瀬石仏にも朝イチで出かけられるし
わさだタウンの渋滞前に曲や元町にも移動可能だ。
見よ!この侘び寂び感。
近所に食堂もないために
1泊3食が基本料金なのである。
昼食は要りません、と言っても安くはならない。
あくまで昼食はサービスであり、権利放棄との見方だ。
以前はクチコミで韓国人も多く訪れていたが
今は少ないとご主人が言っていた。
大分市民にも知られていないが
国内でも有数の鉱泉が
胃腸病やアトピーに効くとされ
根強いファンが訪れるのである。
今から楽しみなのである。