大分県民が大分県内を旅行しまくり、3泊目。


本日のお宿は

鉄輪温泉の貸間旅館『Y荘』


以前、教育旅行コーディネーターなる

職業(?)を仰せつかっていた時に

先生方の下見でたびたび訪れていた。

温泉の多目的利用方法を紹介する為に

ここの『地獄蒸し』をご披露して

「どうですか?温泉ってエコでしょう。」みたいな

なんちゃってガイドを行っていたのである。

(※地獄とは温泉の蒸気などの総称)


しかし、ちょいと立ち寄るのと

実際に泊まってタイケンするのでは雲泥の差。


部屋暖房


部屋に入るなり、驚愕。


以前、布団を床で干すという

不思議な光景を見たことがあったが

全ての部屋に配管があるとは思わなかった。

「地獄は全てのお部屋に標準装備しております。」

とでもご紹介すればいいのであろうか。


zigoku


調理場でのお客さん同士の会話も

楽しいひとときであった。

皆さん慣れきっている感じで

白菜、ブロッコリー、ゴボウなど

独創的な地獄蒸し料理を手がけていた。


何ということだ。


ジモティでなおかつ他人に散々紹介していた自分は

気がつけば

ジャガイモ、サツマイモ、ほうれん草、海鮮セットという

思いっきりビギナー・コースじゃないか。

ゴボウを颯爽とスライスする奥さんに

レジェンド・オブ・カシマーズのオーラを感じた。


恐るべし、貸間旅館。


次回お世話になる時は

「うわぁ、あの人凄いよね。」とか囁かれるくらいの

地獄会席スペシャル松コース プロデュースbyオノシェフ

目指そうと心に誓うのであった。