【連続ドラマ】(第3-4回)テレビ東京 月曜夜10時 「ラストチャンス~再生請負人~」

脚本:★★★☆☆

演出:★★★☆☆

俳優:★★★★★

音楽:★★★☆☆


各主要登場人物が、それぞれ秘めた思いが表出し始めて来て、ストーリーがようやく動き始めた。ドラマらしくなってきた。

また、ビジネスシーンにおいては、それぞれの最大利益を得る為に動き始めているところが面白くなってきているのだが、仲村トオル演じる主人公が、「夢」や「情熱」だけ語るのは少し説得力に欠く。もう少し銀行時代に培われたノウハウみたななものが場面場面で活かされても良いのでは。


細かい話になるが、意味深なカット割りがあったかと思うと、別のシーンで繋がってたり、音楽が少し安っぽいのがたまにキズ。


長谷川京子が良妻過ぎて、ちょっと怖い。

【連続ドラマ】(第3-4回)日本テレビ 水曜夜10時 「高嶺の花」

脚本:★★☆☆☆

演出:★★★☆☆

俳優:★★★☆☆

音楽:★★★☆☆

 


色々の要素を詰め込んでいるが、視聴者は消化不良気味では?石原さとみのあのざっくばらんなキャラクターは嫌いじゃないが、何故あの両面性を持った性格を持つに至ったかについては説得性のあるものが出て来ていない。

峯田のキャラクターは、もっと寡黙で、思慮深く、頭の回転が速い役なのかと思いきや、意外とよく喋る様になってきて、一貫性がない。


ストーリーとしては、4話から動き始めた感がある。

運転手が実の父親ということが唐突に告白されたり、宗家が元婚約者に桶で殴打されたり、引きこもりの中学生は実は絵のセンスがあったり....またまた新情報が入ってきて、どうやって収束させるのだろうか?という部分に興味が出て来てしまった。


30代後半の童貞男子が「高嶺の花」を目の前にしたら、あの動きを取れるのかははなはだ疑問。


ギリギリ継続視聴。


【連続ドラマ】(第4-5回)フジテレビ 木曜夜10時 「グッドドクター」

脚本:★★★★★

演出:★★★★☆

俳優:★★★★★

音楽:★★★★☆

 


真っ直ぐな気持ちを表現し続ける強さを示し続けてくれている。自閉症のドクターがそれをやることで、しがらみや固定概念に捕らわれがちの医者との補完関係を示している。

主役の山崎賢人もよく頑張っているし、自閉症のドクターとしての成長を良く現している。脚本も悪くない。


ドラマの本筋になるのかどうか分からないが、藤木直人が恋人からの電話を切ってポケットに入れて、上野樹里に実の自閉症の弟について告白した際に、実は電話が切れておらず、恋人がすべてを聞いていたというシーンがあったが、電話を通してやるべきか、相手が上野樹里(異性)である必要があったのか、疑問が残る。


あとは、自閉症の弟の演者が、「健康的で文化的な最低限度の生活」も同時期に出演しているのはどうだろうか。


細いところは気になるが、全体的に好印象。


継続視聴。


 

 

 

 

【連続ドラマ】(第3-4回)テレビ朝日 木曜夜9時 「ハゲタカ」

 

脚本:★★★★★

演出:★★★★☆

俳優:★★★★★

音楽:★★★★★

 

高い質を維持出来てるのは、俳優陣の層の厚さであろうか。演じてる俳優陣がよく役柄に合っている。


第3話は、日光の老舗ホテルの再建。第4話は、老舗電機メーカーの買収の前半戦。


第1話は日本の銀行文化との違いを鮮明にさせて、第2話の老舗寝具メーカーの買収と第3話では日本の銀行の悪しき風習を断つことを表現して、第4話で外資金融からは理解されない主人公の独自のモチベーションを描くことで、徐々に視聴者を主人公の個性に引き込んでいく。そうでないと、ただのビジネスシーンを表現しただけになってしまう。ドラマはあくまでも、「人の生き様を描く」ものでないといけない。


これからどう「ハゲタカ」が生き抜くのか。

非常に興味が出てくる展開となっている。


継続視聴。

 

【連続ドラマ】(第4回〜第5回)TBS 火曜夜10時 「義母と娘のブルース」

脚本:★★★★★

演出:★★★★★

俳優:★★★★☆

音楽:★★★★★(特に効果音)

 

キャリアウーマンが主婦として受け入れられて、前半戦は終了。義母と娘の間で信頼関係を築いて行き、結婚の理由に竹野内豊演じる夫のガン等、だいぶ内容を詰め込んできたが、コミカルな部分が多いのと、綾瀬はるか演じる主人公の持つ愛されるキャラクターもあって、辛い話も少し和んで見ていられる。また、夫役の性格が理想の旦那さんそのものではなかろうか。

あとは、音響演出を勉強していた身としては効果音演出は気になった。法螺貝や太鼓など戦国時代の戦を思わせる効果音が多いが、コミカルさを増させるのと、ドラマの流れにメリハリを与えている。また、綾瀬はるか演じる主人公がかなりキビキビと動く訳だが、その動きに合わせて、動作音を際立たせることで主人公の演技に勢いを与えている。


しかし、あの長ゼリフをスラスラと言うと共に、一流キャリアウーマンの所作をしっかりとこなしている綾瀬はるかの役者としての幅を感じた。


後半戦、佐藤健が演じるフリーターと義母と娘がどう絡んでくるのか、非常に楽しみである。