5月7日、公開を楽しみにしていた映画「岳」を見てきた。

久しぶりの山岳映画で
僕の気に入りのマンガが原作で
出演者も大変豪華で
力を入れて宣伝しているし
ぜひとも観たいと息巻いておりました。

でも、エンターテイメントを山岳映画に求めると、必ず経験者にはわかる『違和感』が目立ってしまうんです。
随分前の「バーティカルリミット」って映画はDVDまで買ったのにとても残念な映画でした。

昨年の帰国早々に観た「剱」も楽しみにしてたのに、中盤のオカルトシーンでなんだかがっかりしちゃいましたし。


今回の「岳」も期待半分、がっかりも覚悟して観てきました。

率直に感想を言うと、とっても良かったです!
見終わった後には爽快感すらありました。
最初は戸惑った主人公のノリも徐々に物語の中に活きてきて、原作で伝わってくる『楽しい登山』を演出する関係者の努力だと納得できます。
その主人公を演じたのは小栗旬で、彼は相当にこの映画に向けて訓練を積んだんだなと感心もしました。
特に劇中で彼が一人で前穂高やジャンダルム(奥穂の西峰だった気も)の頂上に立つシーンを観た時に。
ガイド同伴であるとは言え、積雪期に自力でそこまで登ったのならスゴイと思います。

ヒロイン役の長澤まさみも、しっかり役にハマってました。
顔のあざが耐えない役でしたが、見ていて爽やかで且つきれいだなぁと思いました。


まあ、日本の山には実際には無い○○○○が物語の中心にあったり、
登場人物の装備にも一部リアリティに欠けていましたが、
全体として『楽しい登山映画』としてまとまっていたので十分に目をつぶれます。


そう言う感じで、おすすめです!
ぜひ映画館に行って見てみてね!

コブクロの歌の流れるスタッフロールの後、映る穂高上空の景色は素晴らしいですよ~。


映画効果で若い人たちがおしゃれを山に持って来るだけじゃなくて、危機意識と十分な装備を持って、楽しい登山ができるようになったらいいなぁと思う。

山ガールでない登山人口がもっと増えるといいなぁ。。