旅人 草 の 日本縦断で1000人の人柄に触れる旅

旅人 草 の 日本縦断で1000人の人柄に触れる旅

最初は世界一周にすぐに行こうと思ってた。
就職するも休みを取りタイへ一人旅を決行。海外に行き日本の良さを知った。自分には何もない気がしてた。そこで、人と関わることが一番できると思うヒッチハイクで日本を旅しようと思う。新たな自分を発掘したい!

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ヒッチハイク日本縦断
最終報告


本日で最後の報告にしたいと思います。
夢の世界から現実の世界に帰ってくるとこんなにもせわしいのかと実感してます!

今回の文章は長くなってしまったので、時間があるときに読んでみてくださいな♪



さて、ヒッチハイクをしていて感じたものが、目標やルールを予め決めといてよかったということ。



ヒッチハイクを交通費を浮かせるだけのものとして利用すると、なんと効率が悪いことかと実感した。

ヒッチハイクで自分が進んだ距離はだいたい一日平均70キロくらいだと思う。そして、毎日7、8時間くらいはヒッチハイクに費やす。休憩を1時間程度とすると時速は?…
アバウトにだが、時速10km/h程度。。。
(もちろん、高速道路を利用すればもっと効率は上がると思うが。)


移動を目的としてるなら、移動に時間がかかりすぎて、目的地でやりたいことの時間が削られてしまうのはもったいないと思う。


つまり、ヒッチハイクの目的が移動のためだけだったら、やらない方が良いと考える。


ただし、今回の目的の様に、出会いの場としては、この上なく良いツールだと思う。
特に少し無茶があった方が良い。


今回、日本縦断という大きな目標を掲げて、冬の気温に追われながら野宿をするという、少し無茶も入ったことで、共感していただけた方が多くいた。

ほぼ楽しいのだが、過酷さや辛さも合間ったことで、多くの方に共感していただけたのだと思う。


ただ単に、長野県から隣県の山梨県までヒッチハイクで行きますよというくらいの感覚では得られなかっただろう。



だからと言って、誰彼構わずヒッチハイクは勧められないと感じた。

ヒッチは自分から行動しなければ何も始まらないので、他人から『ヒッチハイクすると何かが得られるらしいよ?』と無理矢理勧められてやってしまっては、少しヒッチできないだけでしんどくなってくる。
だったら、自転車やバイクの旅の方がいいと思うし、もっと言うなら旅なんてしても人から言われたのだったら意味がないと思う。

自らしたいと奮起し、ヒッチハイクすることで何かを得たいという意思がある人だけにオススメするツールである。


そして、そういう目的のある人が一生懸命やった場合、必ず意味のある期間だったと感じられると思う。
是非、興味ある人は。





さてさて、前置きが長くなってすいませんでした♪(´ε` )

出発前の旅の目標、予定、ルールを再確認し、目標の最終報告をしていきたいと思います(o^^o)




【旅の目標】

・1000人の人柄に触れる(数多く人に出会えればいいというものではないですが、せっかくの機会を無駄にしたくないので、多めに目標設定します。話しかけまくる!)


目標:1000人の人と出会う

前々回:156人と出会う
(33台に乗せてもらった)

前回:407人と出会う
(110台に乗せてもらった)

最終:484人と出会う
(129台に乗せてもらった)

>>本当に親切で優しくて忘れられない方に多く出会うことができた。人柄に触れるという深いとこまではなかなか難しいと感じたが、誰かと出会うためには自分自身が動いていなくてはダメだということを強く感じた。これからの動くモチベーションになることは間違いない( •̀ .̫ •́ )✧






・被災地に行き、直に現在の状況を見て感じる (今までただお金出せば被災した人の為に本当になるのかがよくわからなかったので、義援金すらもほとんど出したことがない。今回行くことで被災した人たち、立ち上がろうとしている人たちの声を直に聞くことで本当に必要とされているものは何かを考えるきっかけにしたいです。)



>>実際に被災した地域を見てきたのだが、どの地域も特に沿岸部は言葉にならないくらい…だった。
海が見えないほど遠くまで津波の被害にあい、今尚復興は進んでいないと感じた。震災の凄まじさを生の声で話してくださった。そんな経験のあとなのに、どの地域よりも温かく元気に溢れていた気がした。"被災"というより"復興"に向けた情熱の方が上回っていると思う。
自分ができること…正直まだわからない。
ただ、一度も被災地を見に行ってない方は是非実際に見て欲しいと感じた。自分が行ったときも"来るのが遅かった…"と感じたが、今後何年か経って、外見が復興してしまってからでは、震災の痛々しさが伝わりにくくなってしまう。自分の子どもに自分の声で震災を語れないのは切ないと感じた。是非自分の目で見て、感じていただきたいと思います。
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・各地の友人に会いに行く(今まで来てもらっていたばかりだったので、今度は自分の足で会いに行きたいと思います。)


>>今まで滅多に会えなかった友人に会えました。そこでもお世話になりっぱなしでしたが^^;
毎日の新しい出会いが嬉しい反面、仲の良い友人との気を使わないたわいない話がどんだけ心地よかったか♪旅の途中で本当にエネルギー注入してもらいました。ありがとう(*^^*)
そして、今回会えなかった人には今後会いにいきたい。つながりの大切さがわかったからね♪






・ダイエットをする(現在、生活が堕落しているため、急激に太り始めている。今回の旅の目標の一つに痩せるということも盛り込みたい。そうすれば新しいダイエット方がみんなに示せるかも!笑)


目標設定64.4kg→50kg台

前々回:61.9kg(-2.5kg)

前回:60.2kg(-4.2kg)

最終:59.0kg(-5.4kg)


>>これは、ずばり目標達成できましたね!今までが食べ過ぎでした^^;
何となく時間だから食べる…そんな生活をしてしまったのですが、よく考えたら、お腹が空いたから食べるが当たり前なのにね^^;運動もしてなければそりゃ太りますよねε-(´∀`; )
そして、問題はこれから!気を引き締めないと同じ過ちを犯すことに…キープ頑張ります( •̀ .̫ •́ )✧
ヒッチハイク…新しいダイエット方法かもね♪
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・魚介類を克服する(魚介が苦手だが、今回は海沿いを多く通る関係で魚介を食べる機会が多くなると予想される。その為今回のたびで魚介を克服する!)


目標:魚介類克服

食べた魚介:
カジカの卵
キンキの白焼き
サンマの刺身
タコのカルパッチョ
かますのフライ
マス寿司
ヨコワ、マグロ、カツオの刺身
鯛めし
ワタリガニの味噌汁
イカゲソの和物
ウツボの唐揚げ
貝汁


>>全て完食\(^o^)/
美味しくいただけました。
魚介類に対する拒否感は少なくなり、チャレンジしてみようかなと思える様になりました!
ただ、結果…肉がやはり好きだと感じました^^;







【旅の予定】
10月9日に飛行機で北海道の札幌まで飛び、そこがスタートとする。
期間は決めていない。
ルートは震災後の被災地を見たいので青森到着後、太平洋周りで岩手県→宮城県→福島県を通る。
その後のルートは気分で決定。


>>通った県のルールだけ記します。車で通過してしまっただけの県もありますけどね^^;
北海道→青森→秋田→岩手→宮城→福島→栃木→茨城→埼玉→東京→神奈川→山梨→長野→新潟→富山→石川→福井→京都→兵庫→鳥取→岡山→兵庫→徳島→香川→岡山→香川→愛媛→広島→山口→福岡→大分→福岡→熊本→鹿児島→沖縄

32都道府県を通過。
10月9日に出発、53日目の11月30日に帰郷。







【旅のルール】

・ヒッチハイクは一般道のみ(より多くの人に出会う為)

>>その方が高速に乗って帰るとおっしゃった場合と、四国に渡る際に高速道路しかない場合を除き、全て、一般道で実施。




・移動はヒッチハイクで乗せてくれた車か徒歩のみ

>>北海道-青森間フェリーと鹿児島-沖縄間フェリー以外は全て、ヒッチとハイクのみで実施。

徒歩で歩いたときの日本の広さに驚き、車に乗せてもらえたときのありがたさを知った…>_<…
日本は広い。広いが狭い。




・極力、野宿か誰かの家に泊めてもらう(時期が時期なだけに死にそうな時は一時ホテルもあり)

>>途中ゲストハウスや健康ランドを利用させてもらったが、野宿という経験と知らない方のうち泊めてもらうという貴重な経験がとてもよかった(*^^*)
お世話なになりました。








長くなりましたが、もう少しだけ…


今回の旅で得たものをずっと考えていた。まだまだはっきりはわからないのだが…

今感じる一番の収穫は、"自分自身"なのかもしれない。
こうして、思ったことを実行でき、やり遂げられた自分。
初めて、誰かに敷かれたレールの上を走るだけではない人生を踏み出せた自分。
まだまだ、自分は小さいと感じ、同時に成長できる部分がたくさんあると気付けた自分。
これらが、一番のそして何よりも大きな収穫な気がする。


いろんな方に出会うために、旅をする。出会って、人と笑顔を分かち合いたい。と…
頭では本当にこう考えていたが、旅を終えてみると、本心は違ってたかなと思う。

この言葉の本心は、弱い自分と向き合って、戦って、勝ちたい。
自分ってなに?自分って…という、自分中心なものばかり、浮かんでくる。
でも、おかげで、ほんとに楽しめたし、行動してる時はとても幸せな時間だった。
その時に出会えた人とも本気でしゃべることができたし、振り返ってみると恥ずかしいことまで、本気で語っていた。
幸せな時間だった。



考えるべき、順番が逆だったと思う。
本当に大事にすべきは自分で、その、自分自身を本気で楽しめている時に関わった人たちにはその幸せが伝わるんじゃないかと。そうすれば、勝手に相手にも笑顔が移る。
考えるべきはまず自分。
自分中心という考えは実は間違いなんかではないと思った。
仕事でも本気で楽しんでいれば、相手にも幸せが伝染する。つまらなければやめるべきだと、思う。
綺麗事かとも思うけど、今はこれを信じたい。







最後に…

数多くの方から旅人 草-tabibito souの頑張ってる姿を見て自分も勇気もらってますっていうメッセージ頂きました。
いやいや、元気や勇気をもらってたのは自分の方です!
拙い文章を毎回読んで下さってる方も多く、本当に嬉しく毎日の励みにしてました。
何より、自分は何も頑張ったことはしてないと感じてます。頑張ったことといえば、ただひたすら笑顔で立ってる忍耐力と一日1時間か2時間のウォーキング、あとは時に食事はおにぎりだけと、そのくらいなもんです。基本的には誰かにお世話になって初めて成立するもんなんですね。このヒッチハイクの旅は。
本当に感謝です。ありがとうございました。





以上。
ヒッチハイクの旅でした。



今度は、世界に出発する準備ができたときに報告しようと思います。その時をお楽しみに、そして本当に世界一周ができるように祈っててください\(^o^)/

ではでは。

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iPhoneからの投稿


今日、旅に出発した時からの写真を少し整理し、一通り見返してみました。
そして、新たに写真も作成しました♪(´ε` )



1400枚にも及ぶ写真を見てると最初の心境や出会った人々を思い出し懐かしく感じてます(^ ^)


そして、改めてよくこんな無茶な旅を計画したなと、旅を終えた今だからこそ、思ってしまいましたヽ( ̄д ̄;)ノ=3


ただ、やってる時はひたすら楽しかったと。
とても、充実し幸せだったと感じました。



そういえば、旅をする中で『強いね!すごいね!』とよく言われたのを思い出しました。


でも強いからこれができてるんじゃないし、
すごいからこれができてるんじゃないのかなと思ってます。


むしろ、弱いからこれをやるしかなかったと、仕事から逃げて、これをやるしかなかったと感じてます。
だから、今でも仕事をし続けてる人は尊敬してるし、かっこいいと思ってます。
そして、早く仕事しなきゃと自分にプレッシャーをかけてます!



でも、だからと言って、ただ逃げただけで、これはできてはいないとも思います。

あっ!もしかしたら、これやりたいかも!もしかしたらこれ好きかもと一瞬自分が思った瞬間に動けた結果だったと。
自分の好きなことに正直になれた結果やりきれたと思います。


普段頭で考えてから行動し、一歩遅れをとっていた自分が、後先考え、感じた瞬間に動けたこと、やりきったことには少しばかり、自信が持てそうです。
そして、こんな自分であれば、嫌いだった自分が少しずつ好きになれそうです。
自分をさらに好きになるために、これからもなるべく動いていようと思います(^ ^)




最後にまた沖縄の美しい海の写真を♪♪写真を撮ってるときと構成してるときの時間好きだー(*^^*)
もっと写真の勉強をしていこうっと♪
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iPhoneからの投稿
沖縄でお世話になったゲストハウス
沖縄本島の【おさるのおやど】と
石垣島の【石垣島 コスタ デル ソル(Costa del Sol Ishigaki)】

そして、ついに故郷を離れて53日目にして再びこの地を踏むことができました!
帰ってきました!長野県!\(^o^)/

帰りは飛行機でピューっと。
早かった♪♪
飛行機ってすごい!



さて、ゲストハウスのお話に。
まずは沖縄本島の【おさるのおやど】。

まずここでは入り口のワンちゃんが出迎えてくれました。(写真右上)

とても人懐っこく、誰が来ても吠えません。
番犬向きではないのかな?♪(´ε` )笑



ここで、お世話になったのはヘルパーさんの聡子さん。
1ヶ月限定で、ヘルプに入り、暖かい空間を提供してくれた(*^^*)

バイクで日本一周した方と、人参を皮も剥かずそのままかぶりついていたアメリカの方を交え、
談話室での話は日をまたぐくらいまで続いた。


スタッフやゲスト関係なく、それぞれの経験を同じ目線で語れる、ゲストハウスというシステムに改めて、感激した(*^^*)

ゲストハウス…やってみたいな…( •̀ .̫ •́ )✧




さて、外をみると生まれたばかりの子犬が3匹♪───O(≧∇≦)O────♪
めっちゃかわいいですね。
母犬も子どもを抱っこしても怒らずそっと見てる。

これは幸せでした(*^^*)


そして、この宿で教えてもらったのが、昨日載せた、いしぐふーさんの沖縄そば。


その他は亀かめそばは行ったが、定休日かなんかで、やっていなかった。
もうひとつは波布食堂というところ。ここは山盛りが有名だったので、そんなには食べれないと断念。評判はめっちゃいいらしい。( •̀ .̫ •́ )✧

いやー、居心地が良かったです。お世話になりました!!
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そして、石垣島での一番思い出深いゲストハウスは【石垣島 コスタ デル ソル(Costa del Sol Ishigaki)】。




他にもいくつか泊まったが、沖縄本島でもそうだったが、
沖縄のゲストハウスの場合は長期で泊まっている人が多い。
そうすると、コミュニティがかなり強固に出来上がっているので、1泊しか泊まらない自分は疎外感を感じずにはいられなかった。


その点、居心地の良さを感じたのが、コスタデルソルさんだ。



外見、そして、中も、、、
正直、綺麗ではない。ε-(´∀`; )


例えるなら…
ジブリが好きな人はなんとなくイメージ出来るだろうか。

隣のトトロでさつきとめいちゃんたちが引っ越してきた、あの家のようだ。まっくろくろすけが出てくるんじゃないかという雰囲気(^ ^)


よく見るとホコリ、蜘蛛の巣はあり、キッチンの床が歪み傾いているし、浴室はシャワーのみで、しかも一部壁がなく、見ようと思えば外から見られるε-(´∀`; )


トイレも昔ながらの外にあるトイレという感じ。



多分、ダメな人はダメだろうな\(//∇//)\



その代わり、布団はしけっぽさはなく、テレビも大型で見やすい。ソファもあるよ!



そこにいる、オーナーの奥さんの中内さんがこれまた、のんびりとしたいい雰囲気の持ち主で、その雰囲気にやられて、思わず連泊してしまったのです\(^o^)/


自転車もタダで貸してくださった。(ブレーキは片方壊れてたけどね♪)


久々にゆっくりとテレビを見て我が家のようにくつろいだ。

お世話になりました。また行きますね。

興味がある人は是非\(^o^)/
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さて、長野…

寒すぎだろ!!!!((((;゚Д゚)))))))
はぁー!マジ寒い。ほんとに寒い。吐く息の白さや手を指すような冷たさ…
しばらく慣れるまで大変そうです(-᷅_-᷄๑)





帰るまでが…遠足。ということで、これで旅は本当に完結することができました。
危ないこともほぼなく、無事に帰ってくることができました。

乗せてくれた方、泊めてくれた方、関わって一緒に笑ってくれた方、そして、応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。

途中からこのブログが自分の旅のモチベーションでもあり、良い緊張感を保つものであったのは間違いないです。
毎日多くの方に読んでいただき、本当に嬉しく思っておりました。
なんだか、旅が終わるのがとても寂しいですが、

…次の旅に向けて、早速準備せねばと、
次に早くも目を向け、頑張る気満々でございます!


今後もう少しだけ、
旅の最終報告や、感じたことなどをまとめ、まだある沖縄の写真を後ほど報告をしますので、もう少しだけお付き合いください。ね!\(^o^)/

今日のところは、以上で、
ありがとうございました!!
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