病気を経験したことで、プラスの側面もほんの少しありました。

* 命の大切さを実感
病気を経験することで、命の大切さを実感することが出来ました。
健康なときは普通だった日常が、今となってはとても貴重なものだった…

* 人間関係の整理が出来たこと
病気になって身近な方の本音を知ることが出来ました。
日本人にはとても多いのですが利害関係だけで付き合いしている方が見抜けました。
これから付き合っていける方々とそうでない方々、人間関係の整理が出来ました。
また恋人や友人、家族、医療従事者など、様々な人々の支えによって日々の生活が
送れています。

* 自分自身を知る
病気を経験することで、本当の自分をより深く理解することができました。
強いメンタルを持っていると思っていたのに自分の弱さばかり、
ダメなところばかりが見えました。
そして今は輝いていた頃の自分がいない事を思い知らされたのです。
これがいちばん悲しい…

* 新たな生きがい
病気を通して得た経験を活かして社会貢献活動に取り組んだり、新しいことに挑戦したい。
例えば病気を経験したことで、病気で苦しむ患者さんに心から寄り添えると思います。
闘病中の方は家族や身近な方が心配してくれる事を理解し、またとても感謝をしています。
でもね、その心配や少し元気に見えた時の安堵感で「元気そうでよかったね」や
「大丈夫!」とか「頑張れ!」と言ってくれます。でもそこが少し違うのです。
大病にかかれば毎日が人生の最期と隣り合わせなんです。

元気そう?  かなりしんどいけどあなたの前では我慢しているんです!
大丈夫?   何を根拠にそう言ってるの?
頑張れ?   辛い治療はめちゃくちゃ頑張ったよ。頑張ったけど、もう治らないんだよ!
       これ以上何を頑張るの?

というように健康な方と闘病中の方はズレがあるんです。
そのことについて心配してくださる方を責めているのではないですので誤解なきように
お願いしますね。
私が言いたいのは経験したものにしかわからない事があるので苦しんでる方々と共有したい、またはお話を聞いてあげたいという事です。
どこまで出来るかわからないのだけど…
頑張ります!!