こんにちは。Kaoです
12年前に歯列矯正をし、
それ以来ずっと歯の裏にある
保定装置。
だいぶ劣化したようで
端が折れました
歯医者へ行くために
久しぶりの外出。
とっても気持ちいい陽気で
遊歩道に咲く八重桜も見れました
さて、、
この記事をお読みの方で
ピアノを習ったことのある方は
どれくらいいるでしょうか？
わたしの両親は昔、商売をしていて
毎日遅い時間まで忙しく、
子守代わりとして
ピアノの先生をやってる知り合いに
家に来てもらってました。
その流れから、
3歳でピアノを習い始めた兄。
その横でずっと音楽に触れ、
わたしも3歳になってから
正式にレッスンを受け始めました。
月日は流れ、
両親がお店をたたんだ後も
そのまま続けるピアノレッスン。
この先生が大好きで、その後
わたし達家族が別の県に引っ越しても
この先生主催のピアノの発表会は
毎年必ず参加していたんです。
なにが好きかって、
自分が弾きたい曲を
必ず選ばせてくれたから。
たとえそれが、どんなに難しい曲でも
自分のレベルに合っていなくても
傍から見て「絶対無理でしょ」と
思うような曲でも
先生は
いいんじゃない
と、言って弾かせてくれました。
もちろん、
今のレベル以上の曲なので
練習は死に物狂い
教える側も、相当大変だったと思います。
難しすぎて発表会に間に合わず、
当日はボロボロ・・・
なんていうことも。。
それでも、演奏が終わると
先生は全力で
ブラボーーーー！！！
と叫んでくれました。
よく挑戦したね！
よく続けたね！
よく諦めなかったね！
凄いよ！偉いよ！
そんな想いがこもってたのかな。
発表会までは長期戦
そこに向き合うのは本人
自分が弾きたいものじゃないと
つまらないし、頑張れない
音楽は自由に楽しむもの
それを、先生は知ってたんですよね。
教える側として
それはまだ、あなたには難しすぎるよ
今はこっちの曲にしてみたら？
そんなふうに言うこともできたはず。
レベルに合っていないものを
教えるのも、絶対大変だし。。
それでも、そう言わなかったのは
その人の可能性を信じているから
やりたいなら、出来るって知ってるから
長い練習期間も、
自分が決めたものなら乗り越えられるから
発表会に【間に合う・間に合わない】ではなく
その人が本当にやりたいか？を重視してました。
その発表会に、わたしの母よりもずっと年上の女性が
いつからか参加するようになりました。
彼女にとって初めての発表会で弾いた曲
それが何か覚えてないですが、
ご自身の好きな曲だったことだけは確か。
ゆっくり、ゆっくり、
何度も間違えながらも、丁寧に
最後まで弾き切りました。
その女性、
年に一度の発表会の度に
少しずつ、でもハッキリと上達をしていて
そのうち、彼女の演奏の番になると
廊下や外で息抜きしていた人たちが
またホールに戻ってくる
という現象まで起きてました
人は、何歳になっても
やりたい！って思いがあれば
なんでも始められるんです。
はじめは間違えたり
上手くいかなかったり
するかもしれない。
それは当たり前の事。
そこで諦めるのか
やっぱり好きだから！
と、続けるのか。
ただそれだけの違い。
自分の可能性を信じ続けられるかどうか
だけなんですよね。
みなさんも
好きから生まれる可能性を信じてみませんか？
また書きます
Have a wonderful day
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