7月10日(水)

神戸国際会館こくさいホールで「大阪フィルハーモニー神戸特別演奏会」が行われました

曲は、カンタータ「土の歌」。

作詞:大木惇夫

作曲:佐藤眞

第１楽章から第７楽章まである日本語の合唱曲です

第１楽章「農夫と土」

土に蒔いた種が育つ生命の神秘と豊作への願いが歌われます。

第２楽章「祖国の土」

大地を踏みしめて進む行進曲です。

第３楽章「死の灰」

灰となり、土へ帰った死者への思いが歌われます。

第４楽章「もぐらもち」

土の中で暮らすモグラを歌います。

第５楽章「天地の怒り」

洪水、火山の噴火、地震などの天変地異が人のおごりを諌める自然の怒りを現します。

第６楽章「地上の祈り」

大地の恵みに感謝する祈りの合唱。

第７楽章「大地讃頌」

大地を讃える歌。

第７楽章の「大地讃頌」は、私の通っていた中学校では卒業式で歌うため中１から仕込まれました

カンタータ「土の歌」というタイトルは聞いたことありましたが、曲を聞くのは初めて。

一度聴いてみたかったので、とても楽しみでした。

チケットは、お知らせを見たときにその場で自分の分のみポチッと。

けれど合唱団の中にはお友達がチラホラ。

客席にもお友達がチラホラいました

第３楽章の「死の灰」。

タイトルを見たとき、思わず「北斗の拳」をイメージしてもーた(￣▽￣)

トキがシェルターに入れず被ったヤツ。

けれど歌詞を見ると、広島や長崎のことを歌っていました。

反省(￣-￣)

第４楽章の「もぐらもち」はソロの部分が。

最前列にいたテノールの方が歌います。

その方は昨年「カルミナ・ブラーナ」をご指導頂いたボイストレーナーの方。　

やはり、めっちゃ良い声でした

第７楽章の「大地讃頌」はいつ聞いても懐かしさしかない。中学生の頃に歌っているときも、この曲は大好きでした

今は歌う機会が全くないけれど、いつかまた歌う機会に恵まれたいと思っています。

休憩をはさんで第二部はチャイコフスキー交響曲第５番ホ短調作品64。

タイトルを見ても曲はさっぱりわからない

初めて聞く曲。

けれど、何度か白鳥の湖やクルミ割り人形などバレエを観ていると、とてもチャイコフスキーらしさを感じる曲でした

なんていうか、白鳥の湖でいうと、お城での舞踏会のシーン。

クルミ割り人形でいうと、クララが王子と一緒に不思議の国に行って、アラビアの躍りや金平糖の躍りを見ているシーンみたい。

曲の演奏だけでなく、バレエも踊っていたらいいのに。と思いながら聞き入っていました

ステキな演奏会に心が満たされ、ホワイエで歌っていた友人と観賞した友人と合流。予定にはなかったけれど、みんなで飲みに行き、楽しく土の歌について語りました

ごはん、おいしかった