京都の仁壽殿の教場での稽古です。

京都は今日も暑いです。

先代の家元の時から稽古をされておられた方に参加して頂きました。

5人なのでそれぞれ点前は一服点てです。

抹茶は家で濾してきて、仁壽殿での手間を省きました。


同じ先代の家元の字「忍」でも、他の軸の「忍」はもっと厳しさが感じられたということでした。
この忍は優しさが感じられます。

一人ずつみんな違う点前をしました。
これは茶碗開きです。

後の四人が見ているので皆さん緊張されていました。
お客でいて点前を見るのと、お点前をするのとでは気持ちの持ちようが違います。
点前をしていると余裕が無くなります。
私は途中で何回か手が止まってしまいました。
点前をしていて、冷静に落ち着いてできたらといつも思っています。

長く続けられていた方の点前は本当に流れるようで、かつメリハリもありました。
また、来て頂いてほしいです。