昨今、この先の日本や、雇用など見通せない未来でも生き抜く「非認知能力」にかなり焦点が当たってて、

逆境力とか創造性とか好奇心を育みたいのは第一として、

やっぱり「賢さ」も捨てきれない。。。

「賢さ」って遺伝によるところも大きいけど、環境でどうにか足掻けないのか。。。

 

その足掻きの第一歩としてこの本を手に取ってみました。

同じような境遇の親御さんも多いのではないかな?

無駄だっていいじゃないか!足掻いてみよう、自分を超えて賢くな〜〜〜れ〜〜〜

(この文章を書いている時点で親の賢さが伺える。悲)

 

▼概略

・賢い子になる子育てバイブル/ジョン・メディナ著(脳の発達や精神障害を専門にする分子発生生物学者)

・最新の科学を根拠に記載されているが、構成とわかりやすい言葉に置き換えてくれているので、分厚いながら読みやすい

・大事な箇所に赤線が入っているので、その部分を拾い上げれば時間がなくても要素を読み取れる

・妊娠中から夫婦仲についてまでも言及されている

 

▼おすすめしたい人

・科学的根拠に基づいた子育て方法を知りたい方

・あまり時間がなく要点だけ知りたい方

・子供に賢くなってほしいなと模索している方

・妊娠中でも取り組めることについて知りたい方

 

▼要約

<生まれる前にできること>

・妊娠中にできることは

 ①オメガ3脂肪酸を多く摂取する

 妊娠中期に魚を多く摂取していた母親の子供は6歳時点で記憶力、認識力、注意力で良い結果を出した(結果に大きな差はない)

 週に340gの水銀の少ない(鮭、たら、鰯、ツナ缶)を食べることがおすすめ

 

 ②体重管理

 脳の体積が大きいほどIQが高く、それは出生体重と相関がある。つまりお腹の中で大きく育てよう。3000g以上を目安に

 深刻な栄養不足は胎児の発達を阻害してしまうので、栄養バランスを整えて適切な体重管理を行い胎児を成長させる

 

 ③過度なストレスを避ける

 ストレスホルモンは胎盤を通して胎児の脳に影響を与え、感情の制御や記憶を司る部位の発達に遅れが生じる、またストレスにブレーキをかける脳のシステムがバグってしまい、適切にストレスに対処することが難しい脳になってしまう。

 特に妊娠後期にストレスホルモンに多く曝された子供はIQ、言語能力、注意力、集中力が低いという研究がある。

 過度なストレスとは「自己でコントールできない」という点。離婚や失業や配偶者の死、犯罪の被害者など

 

 ④運動する(妊娠後期には激しい運動は控えて適度なバランスで!)

 運動により、ストレスの軽減を図ることができる、健康的な母親は出産時のいきみがうまいので、出産時に無酸素時間を少なくすることができるので脳に損傷を負うリスクを軽減できる。

 

・夫婦仲は思っているより重要。夫婦で共感を占めそう。

 出産を期に9割の夫婦が仲が悪くなる。夫婦仲の悪さから親の感情の波が激しいと、子供は「安心感」を感じれない。

 安心感のある家庭でないと感情のコントロールがうまくできない。

 夫婦仲が悪くなる原因は4つあり、事前に準備しておけば、夫婦仲は悪くなることを防げる。

 ⇨社会的孤立、抑うつ状態、睡眠不足、仕事(家事)量の不公平

 それより何より、夫婦間で「共感」を示すことが夫婦仲の改善にかなり有効

 

<子育て期間 ー賢さー >

・いくら良い種(遺伝子)でも土壌(環境)が豊かでなければよい花は咲かない。

・賢さとはIQでは全て測れない。賢さとは、創造性、コミュニケーション能力、探究心、自制心などを含んだ広い意味がある。

・親ができること

 ①1年は母乳で育てる:母乳で育てた子供はIQが高い傾向にある

 ②たくさん語りかける:たくさん語りかけられた子供はIQが高い傾向にある。高い声で歌うように話しかける

 ③ごっこ遊びをする:ごっこ遊びで創造性と自制心を養える。ごっこ遊びには一定のルールを設ける必要がある。

 ④努力を褒める:才能を褒めると努力をしなくなる傾向にあるので、努力を誉めてあげるようにする

・やってはいけないこと

 ①テレビの見させすぎ

  テレビ等の影響はまだ分からないところがあるが、テレビの影響は無意識に尾を引くので、見させない方が無難

 ②座りっぱなし:脳は運動により発達するので、座りっぱなしは避け、たくさん体を動かさせる

 ③過度な期待:その場しのぎの理解になることがある、過度な期待からプレッシャーを感じ、好奇心を失う

 

<子育て期間 ー幸せー >

・75年の追跡調査で分かったことは、幸せになるためには「人間関係の充実」が重要でお金ではなかった。

・良い人間関係を構築するには、感情のコントロールと共感能力が必要。

・子供が自分の感情を理解し、制御できるのは20歳になってやっとできるようになる。

 それまでは感情を理解・制御できないので、感情に名前をつけてあげることが親の役目

・親ができること

 ①まずは親が自身感情を理解・制御できるようになる(イライラしているならなだめる)

 ②子供の感情の起伏を把握する

 ③感情に名前を付けてあげる。(感情を代弁してあげる。)

 ④全力で共感してあげる

・子供に理解・共感を示しつつ、一定のルールは守る「愛情深い厳格な子育て」である必要がある。

 

<子育て期間 ー道徳心ー >

・子供は本来道徳心を持って生まれてくると考えられているが、行動に移せるかは別問題なので、気持ちと行動を一致させることが必要。

・親ができること

 ①一貫した明確なルールと報酬:

  子供を困惑させないよう一貫したルールが必要。良いことをした時、悪いことをしなかった時に誉めてあげること

 ②その場で叱る:後で叱っても意味が伝わらないことが多い

 ③理由をしっかり説明する:怒られた理由をしっかり説明すること

・しつけには「一貫性」が非常に重要。一貫したルールに基づき、破る守るで一貫した結果が得られることが子供が困惑せずに道徳心を育むことができる。

 

▼取り入れたい点

・トマト・ブロッコリー・鶏の胸肉ささみを食べる。フィッシュオイルサプリを摂る。

・旦那に常に感謝を伝える癖をつける。産後は今までの自分と変わることを伝えておく。

・一時保育・ファミリーサポートはお金がかかっても積極的に利用する。

・なるべく母乳で育てられるように、おっぱいマッサージ、乳首ケアをしっかりしておき、母乳について勉強しておく。

・自分が思っている以上に子供にたくさん話しかける。語りかけ育児本を読んでどういった語りかけをすべきか勉強する。

・子供と旦那へ「まず共感」を癖づけるために、周囲の人々に対して共感するように常に意識して行動・振り返りをする。

・子供の「遊び」の重要性を理解して、興味のあることは遊ばせる。

・一貫したしつけの基準を旦那と話し合って決めておく。甘やかしてしまいそうなので、ダメなものはダメと言える責任感を持つ。