風来坊のブログ

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丸々とした雪が 僕に降り懸かる
雪を顔に染み込ませ息を吐く
淡いランプの光をうけて
雪畳がダイヤのような
誰も踏み入れてない
靴の轍を遺すのは恥ずかしく・・・
僕は五感で歩く・・・
踏み外すと落っこちそうな、真っ白の裏には様々な螺旋
踏み外すさなくとも
靴が溶かしそうで歩を速める。
桜がお辞儀をし、花びらが看取られることなく堕ちてゆく
「アンニュイに立ち振る舞って見てたんだろう?」
「ガラス越しに見てたんでしょ、雪を見るふりして」
ギュッと手に力が入るのが見えたんだ
ガラス越しに見とれてたから

風に吹かれて着地点がわからない雪のような・・・