私はバンドをやってたので、今でも当時の音楽が大好きです。

新しい店のコンセプトは素直に自分の熱く過ごした時代のイメージをコンセプトにした内装にしたいと思っています。

昭和の古い内装をよく見かけますが、そんなヤクザ映画のポスター貼ったりじゃなくて、80年~90年頃のイメージかな?

音楽を通じて時代が甦り、当時を懐かしむことが増えてきました。
やっぱり年取ると昔を振り返ることがありますね。

でも私は見た目よりも心は若いと思っていますし、何よりまたバンドをやりたいと強く思っています。
往年の名曲をコピーして頑張ってドラム叩きたいなあって思ってます。

先日、私の好きだった深夜の音楽番組、「桑田佳祐の音楽寅さん」が復活しました。
いきなり桑田氏の葬儀の様子から始まって、驚きましたが、もちろんブラックジョークです。

ウチの母はそれを見て 「ありゃ~ 死んだんかいな 驚いた~」と、たいそうびっくりしておりました。

私が、この番組が好きな理由は、自分の持ち歌以外の曲をやってくれるからです。
それに尽きます。

私の思考が彼と近いと勘違いさせてくれるほど、私の好きなナンバーを彼はよく演ってくれます。

とにかく桑田氏の歌う曲は驚くほど年代も幅広く、洋楽はロック・ブルース・にとどまらず何でも来いです。そして1人紅白歌合戦というイベントをやるほど邦楽はムード歌謡から演歌まで何でもやります。

桑田氏はそういうことをやらせば文句なしに日本一です。
オリジナルの楽曲を演奏しない前提で大ホールを満員に出来る唯一のミュージシャンだと思います。

ミュージシャンになって楽しい事のひとつに、自分が憧れていたアーティストの曲を自分のライブで披露したり、オリジナル・アーチストと競演したりすることがあります。

そして同年代のアーチストの曲もコピーして一緒に演奏したりするのはきっと最高に楽しいことだと思います。

桑田氏と親交の深いミュージシャンで毎年そんなうらやましいイベントを大成功させている人達がいます。
桜井和寿氏と小林武史氏です。

2人は坂本龍一氏と協力してAPバンクという金融機関を実際に設立して、環境保護や自然エネルギー促進事業、省エネルギー等、さまざまな環境保全の為のプロジェクトを提案・検討している個人や団体へ低金利で融資しています。

そのAP BANKが毎年主催しているイベントが野外コンサート AP bank fes です。
その活動に賛同したアーチスト達が集まり、大変な盛り上がりを見せています。
ライブの模様はDVDでも毎年発売されてAPbankの資金に使われているようです。

昔、HOT JAMというイベントがありました。
1980年ごろです。 それを思い出します。

そしてそのAp Bank fesでは必ず、桜井・小林を中心に、その日限りのBank Bandが結成されて、いろんな名曲を演奏します。

その中であるとき、私の好きな曲をやっていました。
歌詞が幼稚なのかストレートなのかと、当時思いましたが、今聞くと実に素晴らしいと思いました。

「永遠なんて本当か 答えはいつも奥のほう 心の中の奥の奥」
Bank band のメンバーがこの曲をチョイスしたことが嬉しかったです。

友人と交わした熱い約束や将来誓った夢など、時が経ち叶わなくなった夢をいまだに引きずってると逆に笑われたりします。

でも心の奥底にしまいこんでも永遠の約束は忘れない。
そんな人でありたいと思わせてくれます。

「情熱の薔薇」


そして もう一曲 生でいい席で見てる人幸せだろうなあ、最高に盛り上がるだろうなあと思いながら見てました。