All Things Tabacco

All Things Tabacco

初心者が半可通な知識を語るとこ。


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北欧の煙草。日本の法律上は嗅ぎ煙草になる。

一番一般的なのは、
小指の先くらいの大きさの不織布で出来た袋に、煙草の葉を刻んだ
ものとその他香料が入っており(これを「ポーション」と呼ぶ)、これを上唇と歯茎の間に挟んで服用する。この袋の大きさで、ミニ(0.5g前後)、オリジナル(1g前後)、そしてマキシ(maxi、1.5g以上)のクラスに分かれる。当然ながらミニのほうがニコチン含有量も少なく軽いし、マキシになると弱い人なら急性ニコチン中毒になるほどの含
有量があるものもある。
この他にドライとウェットがある。ドライは乾いたタイプ、ウェットは湿ったタイプ。ドライは口中の唾液を吸い込んでニコチンを抽出するので、効きが遅く初心者およびライトユーザ向け。ウェットはこの反対で効きが早い。
そもそもの袋詰めを自分で行う「ルース」タイプもあり、このタイプは量を自分で調整できるので経験者向きであるが、これはここでは扱わない(持ってないし)。

物にもよるが、ニコチン持続時間は20分から1時間以上。2時間も入れてるともう香料の味しかしなくなる。

よく「煙を出すタバコの代用」のような扱いを受けるスヌースだが、別にニコチン含有量が少ない訳じゃないし、そもそもスヌースは嗅ぎ煙草がスゥエーデンに渡って独自の進化を遂げたもので、これはこれで一つの文化及び嗜好品として味わうべきものだと思う。ウィスキーボンボンを酒の代用品とはみなさないのと似たようなものかと。

物にも寄るが、苦い唾液が胃に入る事があるので、水を飲みながら使うと良い。個人的にはノーシュガーのお茶やスポーツドリンクやミネラルウォーターが適すると思う。
コーラやフルーツジュースは良くない。
葉巻。シガー。
国産葉で巻いてもまずくて吸えたもんじゃないとか。なので日本で流通
しているのはほぼ全て外国産(恩賜の葉巻ってのがあったらしいけど、今はもう下賜さ
れていない)。

キューバ産(もしくはハバナシガー)が最高級品とされるが、吸ってみてもその通りだ
と思う。
それ以外に有名な産地は:
・ドミニカ
・ホンデュラス
・ニカラグア
・フィリピン

煙草自体はブラジルやアフリカでも栽培されており、ここらへんを使った葉巻も存在す
る。

大きくプレミアムとドライに分かれる。
一言で言うと、プレミアムは職人の手巻き、ドライは機械巻き。ドライのアメリカ産は香料がついたりしてるものも多い。
「葉巻を吸うならプレミアムじゃないと」と言う人も居るが、ドライは安いし、上記のような香料つきを好む人も居る。所詮嗜好品なので吸いたいものを吸えばいいと思う。

ドライシガーは一般的に吸い口が切られている事が多い(けど、キングエドワードは切
られてない)が、プレミアムは吸い口が切られていない物がほとんど。
なので、1000円くらいの安いシガーカッターを持っておくといい。

灰皿は煙草を置く箇所が長いものを選ぶと、サイズ的にハーフコロナまでは対応出来る。ダイソーので全然OK。
ライターは200円のターボライターでもOK。ジッポーのようなオイルライターは、オイルの臭いが移るので不可とされる。

火のつけ方だが、紙巻のように吸いながらはつけない。先をまずターボライターで一通り黒くして(炭化)から、おもむろに点火し、2,3回すぱすぱ吸い込んで本格的に点火する。
消す時は灰皿に放置すれば勝手に消える。これは細いシガリロから太くてでかいダブルコロナまで共通。

一般的には肺までは吸いこまないが、紙巻きに慣れている人なら別に吸い込んでもいいかも。
僕は吸い込まない。