北欧の煙草。日本の法律上は嗅ぎ煙草になる。
一番一般的なのは、
小指の先くらいの大きさの不織布で出来た袋に、煙草の葉を刻んだ
ものとその他香料が入っており(これを「ポーション」と呼ぶ)、これを上唇と歯茎の間に挟んで服用する。この袋の大きさで、ミニ(0.5g前後)、オリジナル(1g前後)、そしてマキシ(maxi、1.5g以上)のクラスに分かれる。当然ながらミニのほうがニコチン含有量も少なく軽いし、マキシになると弱い人なら急性ニコチン中毒になるほどの含
有量があるものもある。
この他にドライとウェットがある。ドライは乾いたタイプ、ウェットは湿ったタイプ。ドライは口中の唾液を吸い込んでニコチンを抽出するので、効きが遅く初心者およびライトユーザ向け。ウェットはこの反対で効きが早い。
そもそもの袋詰めを自分で行う「ルース」タイプもあり、このタイプは量を自分で調整できるので経験者向きであるが、これはここでは扱わない(持ってないし)。
物にもよるが、ニコチン持続時間は20分から1時間以上。2時間も入れてるともう香料の味しかしなくなる。
よく「煙を出すタバコの代用」のような扱いを受けるスヌースだが、別にニコチン含有量が少ない訳じゃないし、そもそもスヌースは嗅ぎ煙草がスゥエーデンに渡って独自の進化を遂げたもので、これはこれで一つの文化及び嗜好品として味わうべきものだと思う。ウィスキーボンボンを酒の代用品とはみなさないのと似たようなものかと。
物にも寄るが、苦い唾液が胃に入る事があるので、水を飲みながら使うと良い。個人的にはノーシュガーのお茶やスポーツドリンクやミネラルウォーターが適すると思う。
コーラやフルーツジュースは良くない。