このあいだ、古本を眺めようとブックオフに行き、おや、久しぶり、「考えるヒント」の文庫本が目についたので購入した。小林秀雄のエッセイである。

僕は最近、もっぱら寝る前だけに、本を読む。大体3冊くらい揃えといて、一晩毎に、順番に読む。寝る前だから、あまりコーフンする内容の本は相応しくないため、つまらなく、ムズカしく、わかったよーなわからないよーな、そんな内容の、主に新書を読んでいる。楽しい物語なんて、モッテノホカだ。大体、3冊並行だから、物語は話がゴッチャになってしまう。

で、小林秀雄だ。

久しぶりだ。

元気にしてたかい、などとエラそうな、我が身省みぬこと思ってみる。

どれ、と…


わからん。

わかんないや。

飛ばしたいな。もう、読んだことにしちゃおうかな。おかしいな。昔は、わかんなくても、なにか、訴えかけてくるものがあったのに。


本は、不思議だ。音楽もだが、

受け手がポンコツになると、こんなにも、ツマランものとなってしまうのか。

僕は、唖然とするしかなかった。