こんにちは、たっころです。
今回の胸に刺さった言葉シリーズは漫画「ジパング」からになります。

「ジパング」はいわゆるタイムスリップ物で、自衛隊の護衛艦が突如、太平洋戦争真っ只中の日本に隊員ごと飛ばされてしまうという設定がベースになっています。
現代の思考で育った日本人がその時代の中でどう係わって生きていくのか、彼らの影響で時代がどう変化していくのか、そしてその結末は?といったところがこの漫画の見どころです。
世界観や各キャラクターの思考は徹底してリアリティに重きを置いて描かれているので、表現や言葉のひとつひとつが非常に現実的で、そのため「もし自分がその立場だったら?」といった想像をつい真剣にしてしまう、といったところも魅力の1つかと思います。

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主人公の1人に草加拓海というキャラクターがいまして、彼は話の途中、ふとしたきっかけで当時の軍人ながら未来を知ってしまうこととなります。
非常に聡明なため、得た未来の知識をフル活用して戦争を有利に導こうとします。

 

要所要所で記憶に残るセリフを言うのですが、私が最も印象に残しているセリフのうちの1つをご紹介します。

 

 

このセリフは作中では「一見すると関係ないように見える作戦が、実は大きな意味を持つ。」ということを部下に伝えるために使われた言葉ですが、もう少し大きく捉えることができます。

 

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「互いの関係性の中でしか生きられない。」とは。

これは私たち人間全てに漏れなく当てはまる、それどころか全ての生き物に当てはまることかと思います。
そしてこれはそうでありながら、普段あまり意識しないことでもあります。

 

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どういうことか、もう少し掘り下げます。

人であれば無人島で誰とも関わらず1人で生きている、といった状況でもない限り、必ず他人と接することとなります。
そして物事について大なり小なり何かを判断する際は、他人との関係性の中での基準を定めてから決断します。

この判断基準というのが肝なのです。
他人との関係性は常に流動的に変化します。よって、その基準も必然的に流動的になります。
私はこの漫画のセリフを読んだ際、改めてこれは非常に重要な考え方・目線になると再認識させられました。

 

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少し極端ですが、流動の例をあげてみます。

「あなたは人を殺しますか?それとも殺しませんか?」という判断があったとします。
なんの条件も無ければ、これは誰もが"人を殺してはいけない"という常識の元に「殺しません。」という決断になりますよね。
誰に聞いてもこう答える、ほぼ絶対的なルールです。

ですが、ここにこういう他人との関係性を付け足したらどうなるでしょうか?

突然、あなたの家に強盗が押し入ってきた。
その強盗は容赦なく家族を傷つけており、全員を殺害してから金品を盗ろうとしていることが明らかだ。


あなたは大切な家族を何が何でも守りたいと考えるでしょう。
この場合は強盗を殺してでも守る、つまり「人を殺す。」ということが、この時は十分選択しうる判断となるのではないでしょうか。
「人を殺してはいけない。」という絶対的なルールですら、このように関係性によっては簡単にひっくり返ることとなります。

何が言いたいかといいますと、人が「何が正しいのか、何をすべきなのか、何がしたいのか?」を判断するときは必ずその人の周囲の関係性が深くかかわっていて、その見え方はそれぞれの人の立場によって全て正しくもあり、全て間違っていると言えるほど変化する、ということです。

 

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私たちは趣味や恋愛といったプライベートなことから、仕事に至るまで全ての場面で色々な判断を意識的にも無意識的にもしています。
相手があってのことですから、自分自身の判断ですら答えは常に変動します。そして完璧な答えは常に無いかもしれません。
それでも自分は関係性の中でしか生きられないことを自覚し、相手のことも理解し、出来るだけバランス良く、物事を判断するよう心掛けていくことが大事なんだと思いました。

 

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今回は以上です。漫画とはいえなかなか深いですよね。
皆さんはこの話について、どの様に感じ、お考えになりましたでしょうか。

読んでいただき、ありがとうございました。
では、また~!