ソフトバンクでは社員約2万人がチャットGPTを活用している。「ソフトバンクワールド2023」のイベントのキャッチコピーを生成AIでつくった。創業者の孫正義氏も「私も毎日チャットGPTを使っている。思いついたアイデアをどう思うか知恵の壁打ちみたいなことをやっている」そうだ。

 

「チャットGPT」を開発したのは、アメリカの新興企業「オープンAI」という会社。マイクロソフトはその会社に1兆円以上を投じる。AIで主役の座を狙っている。5月下旬マイクロソフトの最高幹部が来日した。世界に先駆けて日本市場を抑えに来た。相手の1人は金沢市に本店を置く北國銀行。

 

6月、日本マイクロソフト本社で「マイクロソフト ヒルド ジャパン2023」が始まった。オンラインを含め、2日間で1万人以上が参加した。

楽天グループもオープンAIとの協業を発表した。

 

東京工業大学の横田教授がアメリカの大手IT企業に対抗するため立ち上がった。「全くやらないと「お客さん」。一方的に生成AIを使う側になってしまう。1社1社が個別にやっていてはオープンAIやグーグルにはかなわない。みんなが束になればまだ健闘できるのではないか。」

 

3年前、計算速度が世界一になった日本が誇るスーパーコンピューター「富岳」。横田さんは富岳で生成AIの基盤となる技術を開発するという。

「富岳プロジェクト」を立ち上げた。プロジェクトには東京工業大学、東北大学、富士通、理化学研究所が参加している。

富岳を使って大規模な言語モデルをやる「GDP富岳」というプロジェクトをやりたいが、日本語のデータという部分でどうしても我々の力だけでは足りない。サイバーエージェントが持っている日本語データを使わせてもらえないかと協力をお願いした。サイバーエージェントでも自社で生成AIを開発中。

コトバテクノロジーズも横田さんをサポートしていくことになった。

横田さんは2024年3月までに富岳での成果を公開し、さらに仲間を増やして世界と戦えるAIの開発を目指す。

 

東京都渋谷区でrinnaという会社が2020年マイクロソフトから独立。AIで返事をしてくれるAIのキャラクターを開発している。自社製AIにチャットGPTを組み合わせている。キャラクターは「りんな」という女の子。

企業なら接客で感情豊かな応対をしたり、個人だと悩みを相談したり、多様な人に合わせて心地いい関係のキャラクターを提供できればと思っている。

 

(ガイアの夜明け 23'9.17)