大きな揺れで足下がぐらつく中、恐い・・・と心から思った。
何も出来ない。何も。
そんなふうに思わずにはいられなかった、あの時間。
全ての電気が消えた、あの瞬間、電話で安全を確認することも、
テレビで状況を確認することも出来なかった。
会社に行って、自家発電で観ることが出来たテレビの映像は、
恐ろしいという以外、どう表現すればいいのか分からないほどだった。
あの時間、応援で岩手に向かった人をとても心配した。
連絡をとりたくてもとれなくて、ただただ心配していた。
地震の津波と火災が恐くて恐くて、泣きそうだった。
人々は、どうなったのだろうかと、恐ろしくてたまらなかった。
次の日の報道では、予想以上の悲惨さに、言葉を失った。
こんなことが起こるなんて、思いもしなかった。
こんなことが起こるなんて。
友は、親戚は、大丈夫だろうか。
家を失くした人たちは、眠れているのだろうか。
・・・助かったのだろうか。
少しでも、寒くない様に、お腹が減らない様に・・・
そんなことしか祈れない。
何もしてあげられない。
今、私は、とても空っぽの状態だ。
何も出来ない。する気力だってない。
ひどい被災地に比べて、全然たいしたことのない地域だったけれど、
それでも何も出来ない状態になってしまったのだろうか。
ただ、生きていてくれているだけで良いと思った。
そこにいてくれるだけで、生きているだけで、希望が持てる気がした。
自分一人が生き残ってしまっても、生きる気力が無いと言う人もいる。
でも、生きて欲しいと祈る人がいる。
沢山いるのです。
生きてさえいれば、生きてさえいれば、乗り越えられる。
きっと、乗り越えられる。
だから、生きてゆかなくてはいけないのです。
誰かの為に。
きっと、いつか笑える日が来ると信じて・・・
頑張りは、いつか何らかの形で報われると信じている。
きっといつか、みんなに、それぞれの幸せがあると、私は信じている。
だから、どうか諦めないで。
みんな、祈っているから・・・