待ちに待ったブロ友「心さん」が、書いた
本「雲の犬」が、読売新聞に掲載されました!
私も待ち切れず息子を送り出したあと、
洗濯物も干さずにコンビニに自転車で走りました。
なのに・・・他の新聞はいっぱいあるのに読売新聞だけないのです。
1軒・2軒・3軒目でやっと最後の1部をゲット!
コンビニで新聞を買った経験がナイのですが、
いつも読売新聞はこんなに早く売り切れるんでしょうか?
みんな雲の犬記事が見たくて買いにきてるんかな?
って思いつつ広げると掲載されてました!
廉太くんの笑顔と「雲の犬」の写真・・・カラーでした。
何だか親戚のおばちゃんにでもなった気持ちで。
胸がいっぱいになりました。
もうこの時間なら新聞の販売の邪魔に(笑)ならないですよね!
パソコンの方は
読売新聞にジャンプ http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100408-OYT8T00606.htm
携帯の方は記事を転載します。
ネットで話題、少年の病室見守った「雲の犬」
青空にぽっかり浮かぶモコモコ雲。よく見ると、笑うトイプードルのようだ。そんな愛らしい写真「雲の犬」が、インターネット上で注目されている。
撮影したのは、拡張型心筋症を患い、昨年、12歳で亡くなった兵庫県尼崎市の
心臓患う少年、生前撮影
廉太君は、小学4年生だった2006年に病気を発症した。
心筋が薄くなり、ひどい息切れや心不全を起こす難病で、悪化すると心臓移植が必要になる。
一時は薬物治療で持ち直したが、大好きな野球を禁じられ、体育も見学。
それでも球技では審判、マラソンではゴールテープを持つ係を進んで務めた。
「運動ではみんなの役に立てないから」と、学級委員になってクラスをまとめた。
心臓の負担を減らす厳しい水分制限も「必ず治る」と信じて耐えた。
だが病気は進行。国内では、子どもの心臓移植の道は開かれておらず、09年1月に亡くなった。
写真を撮ったのは、3度目で最後の入院となった08年11月。
病室のベッドに横たわり、息苦しさと闘いながら、窓の外を見ていた時だった。
「マーブルだ!」。家でかわいがっていたトイプードルが、雲になって面会に来た。
すぐに携帯電話で撮影。付き添っていた父親の久男さん(41)に得意げに見せ、雲の犬と名付けた。
久男さんは廉太君の死後、自身のブログ(http://ameblo.jp/rtwnb698/ )にこの写真を掲載し、
ブログを訪れた人たちにも提供した。
今では、他のブログで雲の犬を見て久男さんのブログを訪れ、感想を書き残す人が多くなった。
ある女性は「私の悩みなんかちっぽけでした。雲の犬を勇気のお守りにします」と書いた。
昨年末、久男さんは闘病の記録をまとめた本「雲の犬」(日本文学館、800円税別)を出版。
ブログで知り合った男性患者(44)らが、読み終えた本を公立図書館に贈る呼びかけをブログで始め、既に26都府県、50図書館に寄贈された。
久男さんは「この病気への関心が高まれば、きっと心臓移植の増加や新治療の開発につながる。廉太のがんばりを未来につなげたい」と話す。
子どもの心臓移植 |
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15歳未満の子供の心臓提供はこれまで禁じられていたため、小児患者は事実上、心臓移植を受けられなかった。今年7月の改正臓器移植法施行で、書面による家族の承諾があれば提供可能になる。 |