アメンバー記事一覧|玉響の綴り文。 -13ページ目
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玉響の綴り文。
温かい恋愛とそれに纏わる日々の儚い言葉たち。
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寂しさが少しだけ、軽くなったのは。
ひと休みの、お茶屋。
秋のたんぽぽ、声を聞けない日に。
声を聞けなくて、二日目の。
わたしの手のひらが、とどきますように。
あなたの熱い温もりは、秘めやかに。
おやすみなさいの、その後に。
あなたを待つ、その時間。
お風呂、ぬくぬく汗かいて。
今度は、お米宅急便。
舌を、ぺろりっ。
流れゆく、季節を仰ぎ見ている。
秋雨の中の、十月桜。
秋の夜長の、手なぐさみ。
あまい、深い痛みも。
くしゃくしゃの笑顔と、山ほどのお野菜と。
とっぷり、浸かってしまう。
たがいの、ぬくもりさがして。
とくべつな夜、とくべつな月見。
少しづつ、秋が深まってゆく。
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