着付け教室の時、お着付けをさせて頂く時、
コーディネートやTPO、お手入れ等の相談をよく受けます。
その都度、出来る範囲でお答えしていますが、
『気兼ねなく、どんな事でも、いつでも相談したい!』とのご希望がありました。
そこで、〝たままゆ〟会員として登録して頂く事で回数や時間に関係なく(来店・電話・メール)で相談を承るようにしました
今回はたままゆ会員No.1のお客様のご相談です。
『親戚から頂いたお着物と帯、着れるかしら』
コチラ
まず、袖を通して頂いて色んな事を確認して頂きます。似合うか? 寸法は?(肩の厚みなどで裄丈も違ってきますので)
お手入れや寸法直しには、それなりにお金がかかります。お金をかけても着たいお着物がどうかがポイントですね。
⚫︎八寸名古屋(赤)
色焼けと使用感がありましたので、生き洗いと表裏返して仕立て直し
⚫︎名古屋帯(白地に赤)
白地部分のシミが目立ちましたので、シミ抜きと生き洗い
⚫︎付け下げ(クリーム)
衿と上前部分のシミ抜きと生き洗い・裄丈出し
⚫︎色無地(からし)
⚫︎色無地(朱色)
⚫︎小紋(緑)
の3点は未使用で保存状態も良かったので、裄丈出しのみ
をお勧めしました
箪笥の眠っているお着物達にも是非出番を!