某整体企業【7つの精神】の過ち | 身体能力を極限まで高める【ダンサーのための骨盤重心メソッド】

身体能力を極限まで高める【ダンサーのための骨盤重心メソッド】

◇繊細・しなやか・パワフル・ダイナミックなボディコントロール方法。

◇「一流」と「超一流」を隔てる壁。

ヒトの無意識的な反射・反応を踏まえ、
実践(本番)でパフォーマンスを最大限引き出す
究極のメソッドをお伝えしていきます。

こんにちは!

「こころ・からだ」の繋がりを追求する

たーきーです^^



今日は僕が以前整体師として勤務していた頃のお話。



これもカラダへの意識の持ち方・人との接し方等

いろんな場面で繋がってくるので書き出してみます。






さて、

表題にある

【7つの精神】

というものですが

以前整体の職場の営業開始直前の【朝礼】ということで

スタッフで輪になり大声で復唱していたので無駄に今でも覚えています。

どういうものかというと、


一、人を信じ信用される
一、誰からも期待される
一、誠実さを大切にする
一、全てにおいて妥協しない
一、120%満足への追求
一、事故を犠牲にし奉仕の精神を忘れない
一、夢・希望・感動を与え常に自己実現する



というもの。

今思い返してみても「アイタタター」って感じです。









たぶんそこの職場ではまだこの精神論、


もとい超体育会系的な根性論でやっているのでしょう。






ハッキリいいますが、


こんな体育会系的なノリで



人様に触れないでください。



めちゃウザいです。キモいです。


念の為言っておきますが

けして言い過ぎじゃありません。笑



僕だったらこんな精神を持って触れてこようものなら完全にブロックします。

というか、 

お客さんもそんな施術者に触れられたら

自然にカラダはブロック(拒否)してます。





施術者の強い意識は

お客さんへのカラダへの攻撃とみなして

カラダが無意識に守ってくれてるんですね。

もちろんお客さんにそんなガードされている状態で良い効果なんてほとんど出ません。

プラシーボ現象よろしくです。






なぜこの【7つの精神】がよろしくないのか。

さらにこの施術者の【精神】を細分化してみると


人の為に
人からの評価に依存し
アツく
誠心誠意
己の心身を擦り減らし
人を変えようと
頑張ってる


状態ですよね。


客観的に感じていただきたいですが、

このときの施術者は




緊張しているか。

それとも

リラックスしているか。






きっと前者ですよね。


「なんとかこのコリをほぐそう!」
「骨を整えよう!」
「不調を改善させよう!」
「この人を変えてあげよう!」


みたいな強い意識ありあり。

力みまくりマックス状態。





これも最近では当たり前のように言われてきていますが

人は(無意識下で)繋がっています。

施術者の意識(緊張・力み)のベクトルにお客さんのカラダは自然と反応するんです。


さらには、

このときの施術者の意識はドコに向いているか。

というと、

お客さんの不調部位(緊張)です。

施術者が意識を向けている

お客さんの緊張部位に波長共鳴するわけです。

もうラビリンス。

どうにも止まりません。







ラビリンスに迷い込んだ施術者はどうなるかというと、

無意識のうちに【ラフモード全開】です。

ラフモード=緊張しやすく無駄に疲れやすい状態。



これを続けてれば

当然施術者にも不調が出てくるわけです。

僕の働いていた職場であったのは、

・質の悪い新人(弱いもの)イジり。
・スタッフ同士の足の引っ張りあい・陰口。
・施術で疲れやすい。
・腰痛・肩こり
・ストレス状態(イライラ・モヤモヤ)
・メンタルいろいろ溜め込んじゃう→身体もいろいろ溜め込んじゃう→太っちゃう・痩せない→特保のカテキン茶命!(笑)


あとは

よく聞く「お客さんの不調をもらっちゃう。」とかいう

アレです。

ね。ラビリンスでしょ。笑

「施術者がそんなんでどうすんすか。」って感じ。



んでこれが

発展して終いには、

お客さんのコンプレックスを持ち出して笑いのネタにする。


・・・

という、今思い出しても胸糞悪い職場環境。




これ

勘違いしないでいただきたいのは

(施術者)が100%悪いわけじゃないんです。



元凶は表題にある【7つの精神】です。

営業理念みたいなやつ。

これが人との関わり方・触れ方を歪ませて

施術者をラビリンスに迷い込ませる諸悪の根源です。





被施術者はもとより、施術者も被害者です。


だからって

施術者は現状に甘んじていてはいけないはずです。







それを僕はあるキッカケで気付き、

他のスタッフ・会社とも価値観が合わなくなって辞めたんですが。



職場のスタッフには辞め際にも一言二言小言いわれました。笑



正直悔しいですねw






僕は施術時のタッチの仕方やカラダの使い方を意識していたし不調なかったのですが、

「不調ありありのアンタらに言われたかあねえ!!!多く施術こなしてるからって、【不調】は勲章じゃねえよ!!!」って

その他にも言い返してやりたいことはたくさんあったのですが

言っても分かってはくれないだろうし

弱い立場にあったこともあり

エセ平和主義なのでやめときました。笑




ちなみに表面上、優しーくタッチしようがなんだろうが

表面上を取り繕っても

施術者の意識がお客さんのコリや不調にベクトルが向いてしまったらアウトです。




逆に、

施術者自身のカラダの使い方・意識の仕方というのがお客さんにも共鳴するので

まずは自分のを含め、

施術者自身がカラダに意識を向け、向き合ったうえで

人と接するなり、触れ合うなりした方がいいですね。



要は


施術者が施術で疲れてちゃいけないってことです。



単純に、僕ならそういう人に触れられたいです。





一時整体職から離れ

いまは介護士をやっていますが

護現場や職種でも通じることでしょう。



自分なら

業務をこなす度「疲れててストレスが溜まりやすい職員」に介護や接客されたくないもの。


相手は無意識に感じ取っています。



「こころ・からだ」の在り方次第で

被介護者のADLやQOLが大いに変わる可能性があるんです。


業務をただこなすのではなく。
どのような在り方でこなすか。

挨拶1つにしても、

どのような在り方の上で自分は相手に「あいさつ」をしているのか。



これを一般の会社・企業・社会・世間で教えてくれないのが残念。


・・・




脇道にめちゃ逸れちゃいました!



僕が整体の職場で【7つの精神】に出会い、経験し、



「ああ、こういう感じでやってると人ってこうなるんだー。」みたいな超客観的にみてる自分がいて。

コレに気付き、より本質に近づく為のものであったのだと思い感謝しています。



今はさらに自分の在り方についていろんな角度からグイグイ追求しているので

また書き出したくなったら書きます^^




ありがとうございました☆