takana Diary ◡̈*

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Xmas🎄も関係なく働いていましたショックなうさぎ
まさに医療従事者あるある…笑



24日に受け持ってた患者、Hさん

LKのターミナルで疼痛との闘い。
フェントス、アブストラル、オキノームなど医療用麻薬をフルで使ってもペインコントロールが難しくて「いてぇー、さすってー…」と頻回なNsコールが鳴るようになり、苦痛緩和のためモルヒネを点滴しながら過ごしていた。


24日、朝のバイタル測定に行った15分後に急な心拍数低下、そのまま逝ってしまった。

朝方に夜中付き添われていた奥さんが一旦自宅に帰宅されていて部屋には誰もいない状態で1人で逝かせてしまったことが悔しい…。

15分前に訪室した時の事を繰り返し思い出して、
何か変わったことはなかった?
その時に奥さんを呼び戻せていたら…。



でも何もなかった。

BP 90台、HR 110台、努力様呼吸ではあるけど呼吸数 20回で安定している。O2 3LでSpO2 96%
もともと血圧低めで経過していて奥さんを呼び戻せるほどのきっかけがみつからなかった。

Drも急な展開の早さに驚きはしてても、「モルヒネ開始してたから近いとは思っていたし、不思議な出来事ではない。」と。

でもやっぱやりきれない…

まだ到着しない奥さんに何て伝えたらいいのか考えても言葉がみつからない…

そんな中、奥さん到着。
私を見て奥さんが言ったのは

「ほんとにありがとね、ありがとぅ…
最後のほうは痛くてみんなに沢山迷惑かけてたのに本当によくしてもらえて良かった」



奥さんとも長いお付き合い。
だからこそ間に合ってほしかった……

Hさんとも新型ハリアのパンフレットを見せられて「これを退院したら買おうと思っとる、かっこえーじゃろ?笑」とか話せていた始めの頃、それから何度も何度も化学療法を変更して、次第に痛みが強くなってきた終末期までの6ヶ月間ずっと一緒だった。
だから最期の顔がほんとに苦痛のなさそうな表情で奥さんも安心してた。

どっちかというと弱い所を見られたくないタイプの人だったからタイミングを選んだんかなー…


この日の準夜で強烈キャラだったSさんもなくなってる。
命は儚いなー


やっぱり人の死に対面するのはしんどい。
もう少しで看護師7年経つけど、慣れることなんかなくて、付き合いが長くなったり、思い入れがあればあるほど涙も出るし、何もできない自分に腹がたってしかたなくなる。

今まで何人看取ってきたかもわからんなったし、これからも何人…って考えるとほんとにやってられん!て思ってしまう。


そんな時に思い出すのは5年前に亡くなったYさんとのこと。
なんとなーくで働いてた2年目の私に、看護師を選んでよかったと思わせてくれたYさん。
最初はまったく気が合わない!って思ってた人とほんまに体当たりで関わって、いつの間にか信頼関係が成り立って、“(私が)看護師でよかった”と言ってくれたYさんとのたくさんのエピソードが、やっぱりまだ辞めれんなーって思わせてくれるから…いつの間にか看護師歴7年が来ようとしてる…あんぐりピスケ

死は怖いけど、その人と過ごした思い出が残ってて何気ない会話が支えになってくれてることも実感。


Yさんに胸張って看護師頑張った!!って威張れるように、もぅしばらく看護師続けようカナヘイきらきら


今年もあと数日で終わり。
新しい年が来る前にいろいろと初心を思い出せてよかったカナヘイ花