7/23、18きっぷ旅行と言っても最終日は福岡―中部便は飛行機を利用しました。
今回はIBEX/ANAのコードシェア便でCRJ70型機に乗りました。
カナダのボンバルディア社が開発、製造した機体で70人乗り、DHC8-Q400型機(プロペラ)と同等の大きさです。
小型機なのでボーディングブリッジが使用できないため飛行機までバスで移動しました。私はこちらの方が近くで航空機を見る事ができるので好きな搭乗法です。
CRJ700はビジネスジェットのようにステップが内蔵されていて支援設備がない空港でも乗り降りが可能です。
いざ乗り込みます。平日の昼間ということもあり空席が結構ありました。
CAさんは2名乗務、モニターがないので脱出デモはCAさんが行います。
IBEXは録音の放送を流しながらデモを実演するようです。定刻通りプッシュバック開始、エンジンは後部に搭載されているのでとても静かな客室で快適でした。
福岡を離陸し大分市上空→高知→紀伊半島→南紀白浜空港が見えたあたりでディセント開始、積乱雲が発生していたので早めにベルトサイン点灯、知多半島を右に見ながらセントレアに着陸しました。
この機体、窓も大きめで景色も見やすく良かったです。
このクラスのサイズの機体はリージョナルジェットと呼ばれ注目を集めている市場です。日本も三菱航空機がMRJという機体を開発、製造しています。ANAも購入を決めています。
現在、カナダのボンバルディア社、ブラジルのエンブラエル社やこのほか中国、ロシアなども参入しており目が離せない熱い市場でもあります。
MRJは今年夏中に初飛行をする予定でしたが残念ながら延期になってしまいました。まだ完成していないので時間はかかるでしょう
当初はB787のようにほとんどの部位で複合材を使用予定でしたが教訓からか主翼を従来のアルミ合金に変更しました。
日本にとってYS-11以来の旅客機開発、ジェット旅客機は初です。是非成功してほしいと思います!そして初飛行を見に行きたい、乗ってみたいです。