優勝は神山 選手

おめでとうございます❗

最高齢 記念優勝?

ダービー前の弾みに…………


ケイリンメールマガジンを軽く読んで参考に………


静岡競輪場を舞台に開催された開設63周年記念「たちあおい賞争奪戦(G3)」が、
3月1日に最終日を迎えた。決勝は、神山雄一郎が直線で鋭く突き抜けて優勝。
一昨年の12月広島以来、通算99回目の記念制覇を果たした。


神山雄一郎が勝負強い走りで、自身の持つ最年長記念競輪優勝記録を塗り替えた。
「優勝してしまいました。片寄(雄己)君が主導権は譲らないって腹積りだったし、
根田君も強くてホームで竹内君に入られてしまいました。申し訳ないと思って
走っていましたね。(直線では)竹内(雄作)君の内に入って飛ばさないといけないと
思って。でも、決勝であれだけ伸びたのはびっくりですね」
2年連続のS班として迎えた今年だが、「良くなかった」と語るように、今シリーズまで
白星を挙げられない苦しい日々が続いた。それでも「底は脱してきていると思います。
自転車とかいろいろと考えながら徐々に良くなってきている感じはします」と手応えを
つかんで当所入り。すると、2日目には直線で鋭く伸びて待望の白星をゲット。
続く準決勝でも大量落車を避けて竹内を撃破する巧者ぶりを見せ連勝を飾る。
そして、決勝でも鋭いキメ脚を見せた。
今回の優勝で完全復活への足がかりをつかんだか。輪界のレジェンドが再び
タイトル戦線で輝きを放つ。
「(名古屋ダービーでは)精一杯頑張って、優勝を狙いたいです。
(5月の)静岡ダービーでもいいレースをしたいですね」

番手まくりの根田空史は惜しくも2着。記念初優勝は次回以降に持ち越しとなった。
「(竹内が)来るのは見えていたし、余裕はありました。でも、ちょっと距離が
長かったですね。後ろの様子はまったく分からなくて、無我夢中で踏んでました。
(竹内を)合わせ切れたのに優勝できなくて、本当に悔しいです」

単騎の吉本卓仁が後方からまくり追い込んで3着に入った。
「先輩達のアドバイスもあって、最初は竹内君のラインの後ろから行きました。
あとは自分の判断で。行けなかったのは力不足ですね」

竹内雄作は2段駆け態勢の南関勢を相手に真っ向勝負を挑んだ。
「早坂さんに見られていてどうしようかと思ったけど、あのタイミングで仕掛けられた
ので、4日間の中では一番納得しています。あの上を越えられないと浅井(康太)さんには
任せてもらえない。あれを乗り越えられるように、もっと脚をつけたいですね」

早坂秀悟は後方からまくるも、4着までが精一杯。
「小野(大介)さんが自分の思うように走っていいと言ってくれたので甘えた形に。
中団に入れたし、組み立てとしては悪くなかったです。ただ、バックあたりで
ゴチャついているのを見てしまったのは経験不足ですね。勉強になりました」

地元から唯一優出した片寄雄己は、果敢に風を切るもシンガリ負け。南関からも
優勝者を出せずに、無念さをにじませる。
「やることはやりました。でも、あそこで来られてしまうのは力不足です。
申し訳ない。南関から優勝者を出したかったから、根田に一番獲って欲しかった。
もっと仕上げて、3月の(名古屋)ダービー、そして5月の静岡(ダービー)に
戻ってきます」

レース経過
早坂秀悟がスタートを取り、初周は早坂―小野大介、竹内雄作―南修二、
片寄雄己―根田空史―神山雄一郎―磯田旭、吉本卓仁で並ぶ。
レースが動いたのは青板周回から。片寄が2センターから上昇し、赤板前で
誘導を下ろして先頭に立つ。片寄は後ろを何度も振り返ったのち、2コーナーから
全開で駆けていく。打鐘が入り、片寄がフカして逃げるなか、竹内が4コーナーから
反撃を開始。すると、これを見た根田がホームから番手発進。しかし、神山は車間が
空いてしまい、根田の後ろに竹内が入る予想外の展開に。最終バックを根田、竹内、
神山の順で通過し、その後ろは磯田と南でからんで両者はともに後退してしまう。
根田が懸命にゴールを目指す一方、竹内が2センターからまくり追い込みをかけるが
車は伸びない。すると、その後ろから神山が鋭く突き抜けて優勝した。根田が2着に
粘り込み、2コーナーからまくった吉本が3着に入る。立ち遅れた早坂は懸命に前に
踏むも4着まで。




次回は日本選手権



ではまた流れ星流れ星流れ星流れ星