
優勝は池田 選手
2回目の記念 優勝 おめでとうございます!
イマイチ乗り気になれない開催に………
直ぐに青森記念が開催に………
ケイリンメールマガジンを参考に………
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■■ ■■ プロスポーツ発! 競輪メールマガジン
■■■■ 小田原競輪開設66周年記念【GIII】(最終日編)
■■ ■■~北条早雲杯争奪戦 波乱のシリーズ、66周年を制したのは…~
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小田原競輪場を舞台に開催された開設66周年記念「北条早雲杯争奪戦(G3)」は
9月1日に最終日を迎え、第11レースで決勝が行われた。レースは小松崎大地が
主導権を握って出るも後続がもつれる展開。ロングまくりを打った池田勇人が、
逃げる小松崎をとらえて優勝。13年6月の久留米以来となる2度目の記念制覇を飾った。
「アツシも自分と同じことを考えてましたね。粘ろうかと思ってたんで」
7番手から上昇を始めた小松崎大地に合わせて動いた柴崎淳が、中団取りではなく
イン粘りに出たことで流れは急転。池田勇人にチャンスが巡ってきた。
「(柴崎が)粘ったのがわかったんで、あとは(競りの)決着がつく前に行こうって
思った。3分戦だったんで理想はカマシだったんですけど、初手があの位置(前受け)
だったんで厳しいかなと」
前団の隊列が凝縮され、逃げる小松崎にとっては死角の打鐘の2センター。そこを
目がけて襲い掛かった池田勇が、ロングまくりで2度目の記念Vを遂げた。
「まさか獲れるとはね。今日は2人(小松崎、柴崎)とも格上なんで、あんまり
考えすぎても体が動かなくなっちゃうから。その場、その場で(判断して)と
思っていた」
5月の全プロ記念で落車。鎖骨骨折のアクシデントに見舞われ、1カ月以上を棒に
振った。それでも腐ることなく池田勇は、復調へ向けて地道なステップを
怠らなかった。
「あの骨折で逆に吹っ切れましたね。それに(8月の)富山記念ではギア規制で
苦しんだ(相川)永伍さんも(決勝で)2着だったし、負けてられないと思った。
次の立川F1では地元勢に貢献できるように、それでオールスター(19日から)ですね。
(平原康多ら)怪我をしている先輩たちもいるんで、楽をさせてあげられるように」
サマーナイトフェスティバルの落車で、今シリーズを欠場となった武田豊樹に
代わる追加配分でもぎ取った優勝。怪我に泣く先輩たちを気遣いながら、池田勇が
また大きな一歩を踏み出した。
逃げた小松崎大地が、池田勇から2車身差の準V。柴崎のイン粘りは想定外だった
様子で、神妙な面持ちで口を開く。
「あれは考えてなかったです、甘かったです。アッちゃん(柴崎)も引いて
中団の方が楽だったんじゃないですか…。結果論だけど、もう少し早く踏んで
いればよかった。自分のミスです」
タッグを組んだ柴崎の動向を見極めた岩津裕介が、最終2コーナーから切り替え
踏み上げるも3着まで。
「もうアッちゃんに任せていたし、あれで(小松崎)大地が(池田勇を)
カマさせなければおもしろかった。それからはアッちゃんが詰まっていたんで、
自分で踏んでいったけど、大地もあと掛かりだから厳しかったんですね」
池田勇の踏み出しに追走いっぱいの飯嶋則之は、最終3コーナーで売り切れ。
力尽きて4着。
「マーク屋として2着は確保しないと…。自転車(のセッティング)が
どうのこうのじゃなくてラインでワンツー。悔しい」
鍵を握った柴崎淳の北日本勢分断。高橋に競り勝つも、そこからは
池田勇ラインにかぶって後退した。
「赤板の1コーナーでは迷ったんですけど。あそこで引いてもと思って
ああなった。ホームで落ち着こうと思ったんですが…。外から来ていて、
(池田勇ラインに)まったく対処できなかった」
「全部、俺のせいです。俺がナメられているから大地も2着になったし、
(競りに)勝っていかないとまたやられる…」と、シンガリに沈んだ
高橋陽介は言葉を振り絞る。
レース経過
号砲で池田勇人が飛び出し、正攻法に構える。飯嶋則之-大崎飛雄馬が
池田に付けて前団、柴崎淳-岩津裕介-池田良で中団を形成、小松崎大地-
高橋陽介-林雄一が後攻めの形で隊列は落ち着く。
青板のバック過ぎから小松崎が上昇すると、柴崎も合わせて中団から動く。
赤板前に先頭に立った柴崎を小松崎が叩いて主導権を握るが、柴崎が番手に
飛び付く。もつれたところを池田勇がタイミング良く仕掛けて前団に襲いかかる。
池田勇が最終バックで小松崎をまくり切って先頭に立つ。懸命に追った飯嶋は
2コーナーで内に降りてから再度、池田勇を追いかけるが、徐々に離れていく。
そのまま後続を引き離した池田勇が力強く押し切り、2年ぶり2度目の記念制覇を
果たした。まくられながらも諦めずに踏み続けた小松崎が2着に逃げ粘った。
2コーナーから自力に転じて外を踏んだ岩津が3着に入った。
ではまた


