母がもう20年近く
入院退院を繰り返してる
慣れてしまってた
去年あたりから
病状が悪化し
手術後
麻酔が切れ、車椅子でトイレに行った
初めて母の車椅子を押した…
気丈な人で
私とソリが合わず
私的には
分かり合えない人だった
トイレの介助をしてた時
ふっ…と母が
『女の子を産んで良かった』とつぶやいた…
…
ずっと…ずっと…
私は完璧な母に
負い目すら感じるような感覚があり
しっかりしてる兄の方が頼りになるもんだと
そう思っていた
思いがけない母の一言
自分勝手な感覚だけど…
『認めてもらえた』
…
あの瞬間を私は一生忘れない
たかが…車椅子…
たかが…トイレ介助…
そんな瞬間にしか
母の娘であれた事を感謝する事が出来なかった自分を大いに恥じる…
涙止まらず…
しかもその日は
私が旧姓に戻った日…
なんて…ドラマ…
つづく