地下鉄に乗って (講談社文庫) 地下鉄に乗って (講談社文庫)
浅田 次郎

講談社 1999-12-01
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永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため…。思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。



タイムスリップをし、昔の父親と対面するお話です。


同じような話で重松清の『流星ワゴン』があります。


どちらも大好きですが、どちらかというと『地下鉄に乗って』のほうが私は好きです。


地下鉄に乗るたびにタイムスリップを繰り返し、主人公の知らなかった父親のさまざまな姿を目の当たりにします。


今の父親とはまったく違った昔の姿。


どうして今の父親の様になってしまったのか説明不足なところがちょっと残念でした。


それでもとても楽しく読むことができました。



私が幼い頃、父親はよく自分の幼かった頃の話をしてくれました。


私の知らない世界がそこにはあり夢中で話を聞きました、そして新しい友達ができたかの様に感じたのを覚えています。


一番身近な人物である親。


しかし親の過去って意外に謎だったりしますよね!


どんな子供だったのか?どんな事を考えていたのか?どんな恋愛をしてきたんだろう?


機会があったらじっくりと話を聞いてみたいと思いました。




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