父親から逃げるために家出した。

父親から逃げるために家出した。

19歳で家出した話し。
何故、家出をしたのか…。

ボロい家に引っ越すことになり

急いで荷物をまとめる。


ボロい家に荷物を運ぶ前にボロい家の掃除をする事になった。


夜、バイトが終わって荷造りをしていたら父親から

「掃除するぞ」と言われ

夜遅かったし…今、住んでいるこの家の掃除か?

荷物がまとまってからでもいいんじゃないか?

と思っていたら、引越し先の掃除だった。


え?今から?と疑問。

もう夜中の0時過ぎだった。

引越し先はまだ電気は通っていない。

真っ暗のまま掃除をするのか?

水もまだ出ないのに…。と疑問だらけ。


私と兄と父親の3人でボロい家に向かった。

ボロい家の周りには街灯も、コンビニもなくて

真っ暗だった。

家の中に入っても電気がつかないので真っ暗。


どうやって掃除するんだろう…と兄と話をしていた。

すると、父親は不機嫌そうに「いいから、考えて掃除をしろ」と言って帰って行った。


私と兄は「?????」


私と兄は父親の車が見えなくなった事を確認して

「掃除なんかするわけねぇーじゃん。」と父親の悪口を言った。


兄と、ゆっくり話すことなんてなかったから

この機会に…今まで父親にされた事を告白した。


兄は驚いた顔をして「なんで家を出ていかなかった?早く逃げろ」と言ってくれた。