2018年の始まりに今までの自分の仕事を振り返りたい
建築は
過去から未来へと様々な想いを継承する重要なツールです
我々はそのツールをデザインすることによって
関わる方々の大切にしたい何かを過去から未来へとつなぐ事
①奈良県 橿原市 大改造劇的ビフォーアフターの家#リノベーション
外観を街並みに調和するようにデザインし
中庭を介して、視線が通るなど、
介護することを少しでも快適にするために考えた住まいです
家族にはドラマがあり
そのドラマの舞台を創る大切な仕事である
2011年、改めてその想いに辿り着けた仕事でした
②大阪市阿倍野区播磨町の家 #新築
大和の社の原点になる住宅です
街の中で快適に暮らすためにリビングルームと同じくらいのデッキ空間を作りました
そのことによって光と空を暮らしの中に取り入れる事が出来ました
街中であるからこそ
自然の空気感を大切にしたい
だから、30mmの杉にこだわり、漆喰にこだわった
内部には極力建具は無く、大きな森の中に暮らすようなイメージです
庚申街道に面する住まいの1階部分は、現在帝塚山夢工房のスタジオです
街道側に広場のような空間を作り出すことによって
街のコミュニティーを生み出すことを意識しました
エントランスギャラリースペースや大木を借景とする
ピクチャーウィンドーデザインは
その後の、大和の社のデザイン思想へとつながっています