『手法にこだわると目的から外れてしまう』


どこにでも通じる考え方なんだなって個人的に思ったので、久しぶりにブログ書きました😄


うちの子供達の朝の5分のテレビでの
しょーーーーもないケンカから、
めっちゃ視野広がりました!😂


この日は10時から仕事で、

子供達にも来てもらって

お手伝いしてもらう予定でした。


自宅の出発予定時刻は8時半。


そんな中、8時20分過ぎに子供達から
子供:『出かけるまで待ってる間にテレビ見ていい?』
母: 『え?あと5分くらいだよ⁉️』
子供:『うん!それでもいいから見たい!』
母: 『ちょっとしか見れないよ?いいの?』
子供:『うん!!!』
母: 『じゃあお母さんが行くよーって言ったらおしまいね!』
子供: 『わかったー!』


で、出かけ間際の、
本当8時28分とかに!!!


お兄ちゃんが。
『お母さーーん!
弟がどうしても見たいっていうテレビを僕が先に見せてあげたのに、僕が見たいの見せてくれないって言うーー!』


母:『はー?
もーそんなん知らんがな。』
(たったの5分で、2人が別々の番組をお互い
に見るってそもそも無理だし!!)
↑母心の声

母:『そんなしょうもない事でケンカしんでよ!』
母:『もー時間だし行くよ!』


で、3人ともちょっと気分悪くなり。。
(あっ特に私かな!笑)


今から仕事なのに!!!
朝の準備の忙しい時間帯に本当くだらん!!!😤


で、車内はちびっと険悪ムード💀


皆さん、

こんな時どんな対応しますか??


こう言うパターンは内容など変えて
子供たちの兄弟喧嘩でよくあるワンシーンだと思うんです。
『お母さーん〇〇が〜〜って言ったー』
『お母さーん〇〇が〜〜してくれんーー』

とか。

これを手法(解決策)にこだわって解決をしようとすると、今回のパターンだと、多分こうなります。



① 5分しか時間がない時はテレビを見ない。
②順番で見たいテレビを見るというルールを作る。
③弟に『わがまま言わないの!』と叱ったり、窘めたりする
④お兄ちゃんに『それくらい譲ってあげてよ』とお願いしたり、指示を出す



などなど。


やり方やルールを決めて、

その場でどっちが悪いかジャッジして、

同じようなケンカが起きないようにする。

という考え方。


でも、
『課題は現場にある』
『当事者しかわからない』

の観点からこのケンカを紐解いてみると、、
解決方法に”ルール“などは必要ない事が見えてきます!



そして汎用性のある回答が出ます✨
ちなみに、起業家目線で行くと、汎用性のある課題と解決策はビジネスに成り得ますね👍
(ペルソナは決めるんですが、この課題はこの人だけ!ではなくて、、と起業の話は長くなるので辞めときます😂)



え⁉️👀どう言う事⁉️
そうそう!そうなりますよね!


今の解決方法↓にした場合、
① 5分しか時間がない時はテレビを見ない。
②順番で見たいテレビを見るというルールを作る。などなど。

→課題(問題点)は、時間がないのにテレビを見た事が悪いという事になってます。


時間がないのにテレビを見たからケンカが起きたんでしょうか??
ケンカしないで見る事ももちろん、出来ますよね??


では、当事者同士の気持ちになりきってみましょう!


🐏お兄ちゃんの気持ち
僕も見たいのあるけど、弟がどうしても先に見たいって言うし、まぁ先に見せてあげよ〜って思いました。
で、『僕はこれが見たい!』と強く主張する弟に対して、『いいよ』とだけ言いました。


🐺弟の気持ち
いいよってさっき言ったのに、
急に今更何???
そんなん後出しジャンケンみたいでずるい!!!と思ったから、
『嫌だ!』って言いました。


と、私が本人同士になりきって考えてみたら
こんな感情が出てきたので、
2人に聞いたらそうそう!って言ってました!

母(心の中でオッシャーってなる笑🙌)


そう考えると、、、🤔


優しく先に譲ったお兄ちゃんに
『それくらい譲ってあげなさい』
と、再度譲る事を強要しますか?

それは本人も納得いかないよねきっと。
だってもう先に一回譲ってるもん。


では、譲らない弟に
『わがまま言わないの!』
って言いますか??

でも、これって、、、
そもそもわがままなのかな??

好きなの見ていいよって言われて見てたら、
急に僕も見たいテレビあるからそろそろ変わってよって言われたら、え?聞いてない!ってなるのは普通ですよね。


で、今回の解決策として私が2人に話したのは、

こちらのお話💁‍♀️


お兄ちゃんは『僕も見たいのあるけど、先に見ていいよ』ともう少し丁寧に伝えたらトラブル起きなかったね。


弟は譲ってもらった事に対して当たり前に思ってない??
感謝の気持ちがないからお兄ちゃんの見たいという意見が受け入れられなかったんじゃないかな?『ありがとう』ってちゃんと言った?
って聞いたら言ってないっていうお返事。


『ありがとう』を言ってないから、せっかく良いことをしたお兄ちゃんがなんだか損した気分にだんだんなってきて、僕だって見たいのあったのに!という気持ちが湧いてきちゃうよね。


これは“5分しか時間がない時にテレビを見てケンカした場合“以外でも普段から汎用性高く使える解決策で、
・気持ちや考えも一緒にちゃんと伝える
・当たり前と思わずに感謝の気持ちをもつ
・『ありがとう』と『ごめんね』の一言を忘れない


人としてもコミュニケーションとしても
普段から出来てたら
きっとケンカ減りますよね✨✨✨✨


毎回起きる些細な兄弟ケンカに
ルールつけてたら
もうルールだらけになっちゃいますよね!


そもそも、
・ちゃんと丁寧に考えや意見も伝える
・相手に感謝の気持ちを持つ
・ありがとうとごめんねを言えるようにしておく


大人でも出来ない人多いし、
私だっていつも必ず出来てるわけじゃないです。



これが!子供の頃から訓練出来てたら、
大人になった時が絶対違いますよね✨✨



そして、なんと!
これが出来るようになった暁には!
素晴らしい大人になれるばかりではなく!

兄弟ケンカも減って親が楽になる



という!!

もーいい事しかない!🤩✨✨✨


うちのしょーーーもない5分のテレビのケンカから割と深い学び✨と教訓が生まれました笑




個別相談のカウンセリングでは、
リフレーミング(捉え方変換)や、お子さんの気持ちになりきって考えて問題の本質がどこにあるのか?をお母さんと一緒に考えたりもします😊🍀
子育てにおいて、こういうやり方が絶対にいい!は一つもないと個人的には考えてます。

今回の例も我が家の解決策の一つであり、
必ずしも皆さんのご家庭で使えるかどうかはわかりません。
でも、こういった視点で兄弟ケンカを紐解いてみるのも、一つアリなのかな?と思います🍀

面白い!
そういう考え方もあるんだー!って感じたら
皆様の育児にも取り入れてみてくださいね!😄

世の中のご家庭の兄弟ケンカが少しでも減ってお母さんが楽になりますように🙏✨