『(株)口だけ番長』の社員日記 -3ページ目

喧嘩を終わらせよう

こんにちはtatuしてます。
保育園から誕生日メッセージを書いてくださいと連絡帳にあった
何を書こうか考えてる時、ある記事を思い出した




ー‥↓以下、凛凛日記2/23よりー‥ー



田舎もんの凛凛の乗っている電車は一駅が 結構長い。

始発なので優雅に座ってぐっすりだった凛 凛。 赤ちゃんの泣き声で目を覚ました。

うふんぎゃ。うふんぎゃ。うふんぎゃ。

必死にあやすお母さん。

うふんぎゃ。うふんぎゃ。

赤ちゃんは一向に泣きやまない。

近くにいる人が席を譲っているが、「立っ ていた方がいいので。すみません。」とお 母さんも涙声だ。

凛凛は、泣き声を聴きながら、あぁまだ生 後間もないな・・・お腹すいているのかな ?母乳だからあげられないのかな?などと 思いながら親子を眺めていた。

うふんぎゃ。うふんぎゃ。

「しーーーーーっ。静かに。しーーーーー っ。」

お母さんは小さな声で一生懸命話しかける が泣き止む気配はない。

降りてしまえたらいいのだけど、次の駅ま では10分以上ある。 居たたまれないよね・・・・・・。

そんな時、いきなりどこかで

「泣かせるなよ!」

と男性の怒鳴り声が聞こえた。

車内は混んでいて、どの男性が怒鳴ったの かは座っている凛凛には見えず、ただ不快 な気持ちでキョロキョロしてた。

なんだか、切ないな。 お母さんが尻でも叩いて泣かせているなら ともかく、頑張ってあやしているのにさ。

でも、他にもうるさいなって思っていた人 がいるのかもしれないな。

そう思いながらただひたすら卑怯な傍観者 になっていた凛凛。

すると、目の前にいた女子高生達がなにや らざわざわし始めた。

おいおい。お前らまで文句言うなよ。

ついこの間まで赤ん坊だったんだからな。

すると女子高生は 「なんか、ちょー空気悪いんすけど。オヤ ジ、マジ、意味不。」 「オヤジ、無職なんじゃね?だからイラつ いてんじゃね?だって、赤ちゃんの仕事は 泣くことだし。がんばってんじゃん。超泣 いてんじゃん。働き者じゃね?きゃははは はは・・・・・・」

すると男性が 「母親の仕事は子どもを泣かせない事だ! 」 と叫んだ。

すると女子高生は 「違うし。ママの仕事は赤ちゃん愛するこ とだし。オヤジ、ウザ。」 「あははは。ちょーウケル。あははははは 。」

なんだかね。張り詰めていた車内が一瞬で 笑顔になった。

女子高生達は、相変わらず学校の話題や、 友達の話題なんかで盛り上がっていたけど 、その場にいた誰もが拍手したかったに違 いない。

マナーは、相手の立場になって考えてみる こと。 そんな当たり前が出来るこの子達は、きっ と素敵なお母さんになる。


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娘には思いやりのある優しい子になってほしい
いつまでも親が険悪ではいかんな。


「ごめん」

たった3文字なんだよなぁ~





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