2か月おきに糖尿病の経過を診断してくれているＳ医師が、検査結果を見て、「優等生ですね。血糖値100前後の数値が維持されていますし、15以上あったヘモグロビンａ１ｃが６・６．驚異的に回復しています。それと、今回の眼の手術で見えるようになったんですね。4年間の努力には感心しますよ。でも、膵臓の機能の回復は、まずは、ありえませんから、インスリンの注射は、85歳くらいまでは、続けていきましょう」って、説明してくれます。「あれれれ～85歳まで生きられますよ」ってことなの・・・。そういえば、昨日の33歳のＩ先生も、「あっという間に術後3か月が経ちましたね。驚異的な回復力の持ち主です。ストレスの溜まらない生活を送っているお顔ですね」って言うので、「息子の作るお米がとても美味しいので、毎日の食事が楽しみなんです。もちろん、カロリー計算をして、量を制限して食べています。今度、病院に来るとき、その美味しいコメを持参しましょう。もちもちして、短時間で、食べたという満腹感が残りますよ」って言うと、ニッコリと笑顔で応えてくれました。で、更にびっくりしたことは、「ついでに、奥さんの眼の検診もしましょう」って、続けて診てくれたんです。その日は、Ｉ先生の計らいで、夫婦同じ日を予約を入れてくれたんです。3人が気分が良かったのは結構だったんですが、先生、チョンボしてしまいました。実は、相棒は１2月23日から2泊3日で白内障の手術をＩ先生にしてもらうことになっています。そのための、術前の眼薬の処方箋を書くのを忘れてしまいました。帰宅寸前に、看護師さんから、「あれ、変よ・・・。奥さんの薬の処方箋の用紙がないじゃないの？診てもらったの」って聞かれ、のけ反ってしまいました。あまりにも会話が楽しすぎたようで、天才眼科医のＩ先生は、すべきことを忘れてしまったようです。後から駆け付けて、処方箋を手渡してくれた看護師さん、「旦那さんは、50代の若い男性に見えますよ。眼が見えるようになって良かったわね。世のため人のため、長生きして頑張ってください。私も、哲学と星占いを参考にして子育てをします」だって・・・。Ｉ先生、パチキチのこと彼女に話して、申し開きをしたのかなあ～。人を楽しくするのも気を付けましょう。天才、「おしゃべりは天災」かもね・・・。

天才を育てる1４号