オーディオネタです。
※今回は、スイッチングハブにクロック入力がある機器を使用して通信トラブルでどハマりした経験から、同機能を有したハブを使用する際に注意すべき点とその対策法を共有したいと思います。
事の始まりはスイッチングハブにGUSTARD N18proを導入した所から始まります。
この機器の特徴としてSFPで光接続が出来るのと、10Mhzの外部クロック入力端子があるコスパの良いハブです。
コチラを導入してSFPでの光接続による音質の向上を感じる事も出来、出だしは上々だったのですが…………。
ここから原因不明の通信障害に悩まされ始めました。
最初に出た症状としては、ストリーミング再生中に一瞬再生が途切れたり、Roonがストリーマーを見失うといった感じでした。
その後の流れを時系列順にしてみますと
① N18proの初期不良を疑い、一度返品して2台目に入れ替え。
② 2台目も症状が改善しなかったので、他の機器が原因かと考えてストリーマーの前に入れていたOPT ISO BOX をメーカーに送って点検してもらう。
③ OPT ISO BOX には問題が無かったので、SFPモジュールの不良を疑い交換する。
④ その後も改善されなかったので、LANケーブルを全てcat6aの UTPに変更してみる。
⑤ ここまでやっても改善されなかったので、販売元に症状を伝えて交換を申し出る。
⑥ 販売元から提示された解決法を色々と試してみても、全く改善されなかったので再度交換を申し出る。
⑦ 販売元から交換は出来ないので、中国へ私負担で機器を送り点検すると言われる。
といった流れでした。
この段階で、もうN18pro捨ててやろうかと思う程イライラしておりまして、実は別のハブを探し始めたりもしていました。
そんな最中、音楽を流している状態で別の部屋へ物を取りに行ったのですが、戻ってみると音楽が止まっていまして。
はて?と思い試しにLANケーブルを触ってみたら
軽く触れる程度でも通信が途切れます。
先程音楽が止まっていたのも、歩いた振動で通信が途切れた為だと判明しました。
こうなると、もうこれは完全に機器の不具合(LAN端子)だろうと思い、販売元と掛け合ったのですが中国に送れの一点張りでして。
この段階では、機器の不具合と決めつけていたんです。
まさか、外部クロックが悪さをしているとは夢にも思っていませんでした。
もう万策尽きた感があったのですが、たまたま天候が不安定な日があり、雷が鳴り始めたのでこりゃイカンと思い全てのオーディオの電源を落としたんです。
その後停電したので、やって良かったですね。
雷が去り、ついでだからケーブルの端子の掃除でもするか〜と思い立ちまして、せっせと作業をしてケーブルを元に戻したのですが、その時に特に考えも無く外部クロックをN18proだけに入れてみたんです。
すると………
あれ?全く不具合が起きないぞ??
今まで散々色々と対策法を試してダメだったのに、なぜか正常に動作しています。
またまた〜と思い、LANケーブルをグリグリしてみたり色々やったのですが、全く不具合が起きないんです。
もしや、オーディオ機器の電源を入れ直したから直った?
そんな事あるんかいな?と思いつつ全てを元に戻してみると………
トラブル再発。
これは………………、もしや外部クロックが原因??
はい。前置きが長くなりましたが一連のトラブルの元凶は外部クロックだったのでした。
②に続きます。