引き続きオーディオネタです。


前回に




TOPWING さんが28日に発売した





コチラのデモ機をお借りして色々と試してみました。

ですので軽くレビューなんかをしたみたいと思います。




<注意>

この後の感想については、あくまで我が家の環境でのレビューとなります。

各家庭におきましては、各々違った感想になるかと思われますので参考程度になさってくださいね。




<使用環境>


スイッチングハブ→OPT ISO BOX → DMP-A8です。




今回、試聴に使用した楽曲は




Dominique Fils-Aime  「Birds」です。


特徴的なhand clap (拍手) が入っている曲です。




感想については、3つに分けてみたいと思います。


① <光アイソレートの効果>


② <回線速度の変更による効果>


③ <電源の違いによる効果>


こんな感じでいってみます。






さて、第2弾は



② <回線速度の変更による効果> についてです。



この機器の面白い点として、回線速度を変更できるという機能が付いています。



1G(1000M)、100M、10M  と3種類から選べます。

デモ機が到着した段階では、このスイッチは100Mに設定してありました。


ここで注意点として、100M.10Mを選択すると通信方法が変わり半二重通信になるそうです。


ストリーミング機器によっては、速度を固定設定から

Auto-negotiation設定に変更する必要があります。


我が家のDMP-A8 は、何もしなくても全ての速度で再生出来ましたが機器によっては注意が必要ですね。




私個人的には、この機器で一番驚いた機能だったのがこの回線速度の変更による音質の変化でした。





簡単にまとめますと



①1G(1000M)回線を選択


あれ?なんか音が悪くなった?

なんと言いますか、音が薄くなりこじんまりとした感じ。

これならこの機器を入れない方が良いかも。



②100M回線を選択


おーっ!一気に音場が広がりました。

解像度も増していき、奥行きや立体感も感じられます。

これは、この機器を入れる前よりだいぶ良いです。

マジか。


③10M回線を選択


100M回線からさらに音場が広がりました。

いわゆる「生」という音に近づいた感じです。

ただ回線速度を下げるにつれて、徐々に神経質な音になっていきます。

試聴曲の「Birds」のhand clap が耳障りに感じる程です。

これは、長時間の試聴は厳しい感じです。





<総評>

②の回線速度の変更については、正直言いましてかなり驚きました。

回線速度の違いでこんなにも変わるなんて。


ネットワーク関連に強い方々からしたら、何を今更と言われてしまいそうですが。


私の様に、自分で通信回線の速度変更とか出来ねーって方々には刺さる機能だと思います。

これだけの為に購入してみても良いかも知れません。


でもね、私自身も知識を身につければネットワーク回線速度の変更を出来るようになるかも知れませんので、それが可能だったら……

とも考えてしまいます。






因みに補足としまして、10M運用をしたい場合ですが










EVERSOLO DMP-A8 使用の場合



Qobuz、Amazon music の192KHz までは何とか再生する事が出来ました。

Roonを経由してしまうと、再生できません。


96KHzでも怪しい感じでしたので、Roon経由で運用の場合は44.1KHzでないと不安定になります。


ただ、曲の冒頭1秒が飛んでしまったりする楽曲もありましたので10Mでの運用は中々に難しいかも知れません。


ただ、出てくる音は良いんですよね。


あと一つ、10M運用の場合には電源の変更は必須になってくると思います。



次回にその辺りについてお伝えしようかと思います。