引き続きオーディオネタです。


前回からの流れで


DMP-A8 を色々と弄ってみました。



一応DACとしての性能も見ておきたいので


DMP-A8

↓ XLR

jeff rowland model 201


というミニマムな構成でも試聴してみます。


うん。まぁまぁかな。

これはこれで充分良い音です。


ただ、ストリーマーとして使用している時よりも音数が少なくなり、広がりも感じられません。


やはりこれ一台で!というよりも、単純にストリーマーとして使用するのが一番良さそうです。




その他の便利機能で、サーバーとしての使用もできるのですが、今の私の環境ではCDデータがないのでパス。




残るは、前回上手くいかなかったARCを使ったTVとの連携です。



この画面からして



左から3番目のXLR/RCA というのが、普通に考えると同軸デジタルアウトだと思いませんか?


私はそうだろう思ったので、手持ちに無かった同軸デジタルケーブルの安物をAmazonで速攻入手してDACと接続してみました。



その結果は…………



DAC側がCOAXIALの信号を検知してくれません(・_・;


これは……XLR/RCAというのは同軸デジタル端子では無いという事ですね。

単純に思い込みでした。まぎらわしい。


別の画像ですが



光ファイバー/同軸 というアウトプットが存在するので、このアウトが選べない時点で同軸での出力は出来ないという結果でした。



面倒ですが、別のシステム構成で試してみると



DMP-A8

↓ XLR

PMA-SX1


HDMI音声信号が、ARCを通して再生できました。


つまり、DMP-A8 をストリーマー単体として使用する場合には、ARC信号をIISでしか出力出来ない仕様のようです。


IIS端子の豊富なAVアンプやサウンドバーとの接続を想定しているのでしょうね。


この部分は、下のクラスのA6だと出来るっぽいので私的な使い方としては残念ポイントでした。




< 総括 >


良い点


① ストリーマーとしての音質は文句なし。


② 様々なストリーミングサービス(Roon、Amazon、Spotify)をわざと切り替えながら再生してみたのですが、全く音の途切れや嫌なノイズが出る事もなくスムースな再生ができるのは素直に凄い。


③ 内臓SSDまで付いている。


④ Android OS を搭載しているので、様々な使い方が出来る。




残念な点


① ARCが不便(ピュアオーディオでは使う人の方が少ないとは思いますが)私的にはです。


② リレーのカチャカチャ音がうるさい。


③ 日本語が変。


これぐらいしか欠点が見当たりません。




明日には返却しなければならないので、元のシステムに戻しましたが



やはり、DMP-A8 の音が上回っていました。



明日、店主と相談しますが恐らくは……注文してしまう事でしょう。