前回から引き続きまして第三弾です。



前回同様で、淡水での使用感になります。

また、勝手に5段階評価もしてみます。




では、今回はキャンドゥで買えるミノーです。


<アクション>★★★★★

かなりキビキビした大振りなウォブリングが特長的なアクションです。

しっかりとしたリップが付いているので、早巻きでもスローでもしっかりとアクションしてくれます。

作りを見た瞬間から、このミノーは良さそうだと思ったのですが文句なしで良いです。




<総評価>★★★☆☆

100均ミノーでは革新的な貫通ワイヤー仕様というのもあり、ソルトでの活躍が期待出来ますね。

ただ、飛距離は出ませんので近場を攻める用です。

リング&フックを強い物に変えてあげれば、そこら辺のメーカー品に対抗できるポテンシャルはありそうです。


しかーし、アクションや作りはベタ褒めしたコチラのミノーですが一つ大きな欠点があります。

ですので、評価は★★★としました。


とても良いルアーだと思うので、コチラは改善点を詳しく探っていきます。




<改善点>

まず、何が大きな欠点かと言いますとそれは「フォール時の姿勢」です。

具体的には、フォール時にリアからほぼ垂直に落ちていきます。

例えるなら、リアウェイトのメタルジグみたいなフォールになってしまいます。

こんな感じで落ちていきます。



ルアーをよく見てみると、リア側に多めなウェイトが入っているのを発見。

少しでも飛距離を出したかったのだろうと推測できますが、このフォール姿勢はNGですね。

リトリーブを止めた瞬間に魚に見切られるでしょう。




この点を改善する方法は、単純にフロント側にウェイトを追加する事です。


こんな物を持っていたので、バランスを見ながら貼っていきます。

ちなみに、私が所有していたのは7mm 0.17gです。





少しづつ枚数を増やしながらセッティングしてみました。

淡水使用でのベストは3枚でした。

重量としては、0.51g。


これでもまだリア寄りでフォールしますが、もう一枚増やすとアクションが鈍る感じが出てしまったので、私はこのセッティングで使用しようかと思ってます。



<まとめ>

100均のルアーにここまで手を掛ける意味があるのかと言われると少し微妙ではありますが、私的にはその価値はあるルアーだと思います。


リング&フックの交換、フロントウェイトの追加で普通に釣れるルアーになると思います。



淡水よりはソルトで是非使ってみたいですね。