広汎性発達障害の娘と、自閉症の息子の凸凹成長日記

広汎性発達障害の娘と、自閉症の息子の凸凹成長日記

発達障害は十人十色、診断は同じPDDでも全く違う子ども達。
不安や葛藤そして希望。
発達障害の子どもを持つ親として、ありのままを綴ってゆきたいと思います。

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ここ数日…。
娘が診断を受けてから重点的にアプローチしてきたことを
息子にもし始めました。

息子は折れ線疑惑です。
1歳過ぎから、何だか成長が下降気味。
少し話していた言葉はワンワンを残して消えたように。
バイバイやお返事ハーイもしなくなりました。
診断した先生によれば…
「本当の折れ線は2歳から折れる。言葉の消失も50以上になる。」
息子から消えたのは、たかだか3つ4つ。
気にせず行くかー!と少し前向きになりました。
この先生、もともと成育で勤務されてた先生で今まで診た発達障害の子どもは3000人以上という発達プロ。
この先生自体が発達っぽいのですけど…。
バシッと言うことは言うので、好きです。


その先生も娘の通う療育でも、
「親がすべき子どもへのアプローチ」は具体的に教えてくれません。

なので自分なりに勝手にアプローチしてきました。
わたしが出来ることは何だろうか…と
考え、調べ、書籍を読んで使えそうなこと。

娘に関しては、はじめの1週間経たずに言葉が増えました。


そして息子。
玉ねぎみたいだ…とずっと思っていました。
薄皮を剥いても剥いても。皮。
涙出てくるし、もうやだー!みたいな不毛感。

アプローチしても、娘みたいにすぐには結果は出てこないことに焦り、諦めが出てきそうでした。


そんな息子。
今日、朝のパパの見送りにバイバイしました!

少し前から目が合うようになり、笑うことが増えました。
昨日は積み木がつめた!と自分でパチパチ。
そして今朝のバイバイ。


打てば響く。


子ども達の、この小さな成長が
何よりわたしの活力になります。

今日も精一杯がんばる!
ママ頑張ります!




最近の娘。。

幼稚園のお友達の影響をモロ受けしていて
なんでも「うんこ!」な毎日です。
朝から「おはようんこ!」・・・orz
アナ雪のありのままでの曲を替え歌にしてまで「うんこォ~!おしっこォ~!」と。
それがおかしいって一人で笑ってます。。

もう親としては「うんこ」に飽きてしまったので、イヤイヤな顔をしているんでしょうね。
娘はその顔も楽しい模様。
まだまだブームは続きそうです・・。

幼稚園、だ~いすき!な娘にとっては、流行っている言葉も大事なのかも。
お友達と「うんこ!うんこ!」と笑いあっているならヨシとしようかなと思っています。

入園当初は、お友達も先生も幼稚園そのものが「AWAY」だった娘。
それが今はだんだん「HOME」になりつつあります。
言葉がグンと増え、先生も話を聞こうとする姿勢ができ、お友達の名前も覚える。
帰り道には、今日幼稚園でしたことを少し話してくれる。
入園してから、まだ3ヶ月くらい。
本当に成長したと思います。

「うんこ!」も成長の証。。。

もうしばらくは、我慢しようかなと思う母でした。










娘がPDDと診断され、療育を開始した月の結果です。
色々と調べ始め、娘が手帳に該当するのか分からなかったので
より原状の把握がしやすいかも、と手帳の申請に行きました。

実施検査:田中ビネー
実施年齢:2歳9ヶ月
実施場所:最寄児童相談所

細かな検査結果は公表していただけず。
発達指数(dq):74


検査は娘だけが別室に呼ばれ、親は待合で待機という状況。
今まで母子分離のボの字も経験がなかった娘は、もちろん絶叫・・。
なだめたり、すかしたりで娘を落ち着かせようとしていた時、
若い男性の方が検査官をやりますと挨拶に。
まんざらでもない様子で、ついていく娘(笑)
タイプだったのかな。。

別室に行き、半分の検査を終えたところでまた登場。
疲れてやっぱりママのところへ行く!と言った模様です。
ここで泣いてしまっては検査が無駄になるからと、私も一緒に検査のお部屋へ。
残り半分をやりきりました。

全ての検査が終了して、別の女性が登場してきて
「お嬢さん、手帳を発行できます」とおっしゃいました。
軽度のもので、特にメリットも見当たらなかったのですが、申請の手続きをしました。

そこから先、なんだかよく覚えていません。
どこかで「この子は知的には境界域だし手帳は出ないレベルなのではないか」と
少し期待していたのかもしれません。
ショックでした。申請なんてしなければ良かったのかなと思いながら帰った記憶があります。

でも、このショックな経験から本腰いれて私が学んでいかなければ。と
私の中で何かが変わったように思います。




娘がPDDと診断された時の結果です。

実施検査:新版K式
実施年齢:2歳8ヶ月
実施場所:市区町村の公的機関

※細かな記載は後に編集追記します。
■姿勢・運動
■認知・適応
■言語・社会

発達指数(dq):71+α


入室の時から、母親から離れられず。
慣れない場所や初見の検査官にフリーズ。
型はめや入れ子は壊滅的に出来ませんでした。
言語面での発達に遅れが見られ、
実施当時の発語は40程度で2語文はゼロでした。
+αの部分は娘があまりにも検査に乗れなかったので
実際はもう少し数字があるだろう…とのことで
+αとなっています。



この時期の娘の様子は…
お名前は?いくつ?という質問は分かりませんでした。
靴は自分で履けましたが、ズボンや靴下はダメ。
オムツもとれていません。
写真を撮るときに、気が乗らないとカメラを見ない。笑わない。
写真スタジオでパニックを起こす。
多人数の場所が苦手。
お年寄りや中年男性が苦手。
ぽぽちゃんなどのお世話人形を怖がる。
赤ちゃんだった弟のミルクをあげたり、オムツを持ってくるなど小さいお母さんをしていました。
音楽大好きで、リトミックでの踊りを自宅でも踊っていました。


言葉が大幅に遅れていたこと以外、特に困った…ということが無かったので
とてもアッサリとPDDで知的境界域、と
診断された時はショックでした。

このあと、1ヶ月に1度の療育(ST)がスタートしました。




こんにちは。
PDD娘と自閉症息子の姉弟を育てています。


発達障害は十人十色。
同じ診断でも全く違う子ども達。

我が家の子どもの成長過程が、そのまま同じように当てはまることもないでしょう。
ですが、発達障害の子どもを持つ親の気持ちはきっと皆同じ。

不安、葛藤そして希望。

そんな思いや成長をありのままを綴ってゆきたいと思っています。

お役に立てたら幸いです。

どうぞよろしくお願いします!


☆supernova☆