「あなたはなぜ教育業界に入ったのですか?」
この20年間嫌というほどされた質問です。
そのたびに「自分の受験の経験を活かして教育業界を変えたい」とそれなりの回答していましたが、今思うとこの回答は本心ではないとわかりました。
大学の周りの友人の就職先を見ると、大手一流企業ばかりで、教育業界に就職を決めた私に「数年後にお前が道端で寝てたら、飯を奢ってやるよ。」と見下されたこともありました。
こんな事を言われても「みてろよ」とならなかったのです。
その気になれば、一流企業に入社できたはず。
でも教育業界に就職をした理由はなんなのか?
あの時は明確な何かがあったのではないか?
そんなことを考えていましたが、結論を言うと「何も考えてない」が正解です。
当時は学生アルバイトとして塾講師をしていましたが、自由なスタイルの学習塾で私服も可で髪色も制限なし。
黒板を使った授業ではなく、生徒の自習を管理して、質問が出たら答えるスタイルの塾でした。
質問がでなければ生徒と雑談をして過ごすという今では批判の的になるような学習塾でした。
ハッキリ言って楽なアルバイトです。教育でもなんでもありません。
ほとんどが生徒との雑談で終わり、それなりの時給を貰える、あり得ないアルバイトだったのです。
このアルバイトを経験して教育業界に入社したというのは、当時は何も考えていなかったのだと思います。
何も考えずに教育業界に身を投じる。高学歴であったのにも関わらず。
当時の僕はかなり適当な生き方をしていたのだと思います。
なので、今現在の気持ちのねじれの元はここからがだったのです。
「大手企業では競争が激しく、自分の力では勝ち抜けないであろう。だったら、自分が楽して勝てるところで勝負だ。」
このような打算的な考えがあったのは間違いありません。
このツケが20年後に回ってくるとはまったく考えずその場の気持ちで就職を決めたのです。
そんな当時の就職活動について次回はお話をしていきたいと思います!