こちらは随分前に作業した内容になりますが、
今回は郵送でのステンレスパイプの溶接のご依頼についてのご紹介を致します。幾つかのパイプを溶接で固定してスプリングフックも取り付けて欲しいというご依頼でした。
当店では、郵送で金物製作や金属加工・溶接などをご依頼頂く事も多く御座います。遠方の方からのご相談も多く、パーツ単体の場合は郵送でのご依頼をご利用になる方も多いです。(^^)勿論郵送でのご依頼も大歓迎です♪
【取り付け位置と角度のご指定有り】
湾曲しているパイプだったのでお客様の方で既に溶接位置(角度など)をご指定有りで、養生で固定された状態で郵送で届きました。
郵送でやる際の注意点としてはここが一番の難題です。実際に車体と位置合わせをすることが出来ないのでお客様の指定された位置の通りに溶接していくのですが、これが実際に車体に取り付けた時に微妙に位置が違った・・・なんて事になる可能性もゼロではありません。
なので位置のご指定の際はズレの無き様ご注意下さい。
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さて、では本題へ(笑)
すり合わせは基本ゼロ!あまい所があり修正してからの作業となりました。その為、寸法が変わることを承諾して頂き作業に入りました。
【ご注意】
治具が無い場合、溶接箇所が多くなり寸法も変わってきます。今回は余裕があるとの事でお受けしましたが、位置合わせや角度調整などが必要である作業の場合は基本は現車合わせが必要となります。
※現車合わせの無き場合は、車体との位置のズレ等に関しては一切の保障がお付けできませんのでご了承頂いたお客様のみお引き受けをしております。
ご指定のあった位置に
溶接物は一切の隙間も厳禁となります。
これで完成でも良いのですが、今回は焼け取り機での溶接焼けをとる作業までさせて頂きました。
(焼け取り中)
使用しているのはこちらの機械。
こちらの機械は焼けを取るだけでは無く、不動態皮膜という物を成形させます。不動態皮膜まで成形させているバイク屋さんは殆ど無いでしょうね(^^)
溶接をして、磨いて終わりでは皮膜成形はされません。長く使用して頂くためにもこの一手間は大切です☆彡
郵送での加工物・制作物・溶接等をご希望のお客様は
郵送前に必ず事前のご相談をお願い致します。
尚、MAILフォームからの写真での概算見積もりにも対応しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
【問い合わせメールフォーム】
http://ts-g.sakura.ne.jp/mail.html
(こちらのアドレスには写真は添付出来ません。)
※写真添付をご希望の方は一度下記アドレスに氏名・ご連絡先、車両名(品物名)・お問い合わせ内容を明記して頂き、「写真添付希望」の旨をお伝え下さい。折り返しこちらから画像添付が可能なアドレスで返信、若しくは写真添付可能なアドレスをお送り致します。
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テクニカルサービス
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