昨日、朝ベッドから起きると、私はいつものように両手を水平外側に広げ、その両手を上下にパタパタしながら
「トーイザらっス、ベビーザらっス、トーイザらっス、ベビーザらっス、トーイザらっス、ベビーザらっス」
と、トイザらスのCMを口ずさみつつカーテンをシャ!!っと開けたのですが、
「トーイザらっ(シャ!!)… えっ!!」
とその場で立ち尽くしました。
とんでもない大雪です。
昨日の札幌は、過去最高の24時間降雪量を更新したようです。
半笑いで「いや~今日の雪にはまいっちゃいますね。」
なんて言えるレベルを遥かに超えています。
玄関へ行き、ドアから外をのぞき込むと雪が膝上まであります。
悪い夢の可能性もあるので、一旦玄関ドアを閉めてからもう一度のぞき込むと、やっぱり膝上までの雪がそこにはありました。
そこからは、もう雪かきよ。
あきれるほどの雪かきよ。
駐車場から庭まで何十往復したかわかりません。
そのせいか今すごく膝が痛い…。
一日中、
雪かき→はまって動けなくなった車を救出→雪かき→車救出→雪かき……
これの繰り返しです。
そのくらい車道がぬかってスタックする車にあふれていたのです。
車の救出に関してはもうお互い様なので、北国の宿命と思って受け入れるしかないですね。
そうこう考えているうちに、また一台の車が埋まっていました。
スタックした近所のおじさんの車に駆けつけて、車の後ろに手を添えます。
呼吸を整え
私「エンダァァァァァァァァァァァァァイアァァァァァァァァァァァァ!!!」
と叫びながら渾身の力で車を押します。
早く雪かきを終わらせたくてトイレを我慢していたせいか、「ダァァァァ」の辺りで数滴漏らしたような気がしましたが、きっと気のせいでしょう。
仮に実際いっちゃってたとしても、齢40も近づくと3滴までは許容される範囲と聞いたことがあるような気がします。
車も無事に脱出、勢いよく車が走り出し、
《よかった…、少し冷たいような気がするけど…》
と見送ります。
で、10メートルくらい走るとまた埋まりました。
車から
「また埋まっちゃった」
と言いながら降りてくるおじさん。
「おじさー--んっ!!」
と声が出かかりましたが、これは責めても仕方ないわなぁ、と思いつつ
改めて渾身のエンダーイア―を繰り出します。
( 本日二度目の「ダァァァァァァァァァァァ!!」 )
今度こそ無事に脱出できたおじさんはそのまま走り去っていきました。
その後ろ姿を見つめながら、
《ホイットニーヒューストンも歌うたびに漏らしてたのかな》
そう亡き歌姫を偲びながら自宅に戻り、Tシャツが濡れたからとカミさんに言いつつ下も着替えます。
着替えながら私は考えました。
今回は社会に資する行為(車の救出)での出来事なんだから、これは社会的失禁といえるだろう。
もしそんな言葉がないとするならば、声高らかに今ここに宣言しよう、
「今よりこれを社会的失禁と呼ぶ」
と。
そうじゃないとやってられない。
いくら過去最大の大雪とはいえ、札幌市の除雪方法に言いたいことはたくさんあります。
でも自然相手のことので、行政を責めても仕方ない部分があるのは重々承知です。
私たち個人にできることは、まず不要不急の外出を控える、そして困ったことは助け合い。
そのくらいしかないのではないでしょうか。
そうは言っても、避けられない外出に迫られるのも事実。
皆様どうか、お出かけの際はくれぐれもお気お付けください。
院長 中田
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