某生命保険会社のCMで、

「お父さん、あなたは反面教師です」ってやつ。

 

賛否両論あるみたいだけど、あくまで私見として。

 

あのCMを初めて見たのは、腎がんが見つかった直後。

死んでしまうかもしれないって事ばっかり考えてた時期。

もちろん、病理結果も出てない状況で、不安は今もずっと心の中にある。

 

反面教師って、こんな奴にならないように気を付けろってことだよね。

もう、悲しくて号泣した。

 

自分は反面教師と言われるような人間なのかと。

 

なりたくて、がんになったわけではないし、何か行動が悪かった訳でもない。

人生何回やり直しても防げる訳ではない。

 

病気で死んでしまうのは、反面教師ではない。

 

 

まあ、ここまで印象に残ってる時点でCMとして成功だと作った人は思ってるのかもしれない。

がん患者はもう生命保険に入れないから、そもそも広告のターゲットじゃないのかな。

広告業界のことなんて何も知らんけど。

 

とにかく、深く傷付いた。まあ、それだけだけど。