梅雨ですね。
梅の実が、黄色くなってコロコロと
道の上に落ちているのを見かけました。
見上げれば、まだまだ青い綺麗な実が
たくさん実っていました。
うっとおしいと感じることも多いけれど
梅の実の青さ そこにかかる雨の雫
何か澄み切った透明な空気を感じ
「雨もまた素敵」と
ほんの一瞬感じることができました
でも、やっぱり生乾きの洗濯物…
クンクンと チェック
やっぱり 梅雨明けが待ち遠しいです!
***
さて、4月からの新しい学校生活が始まって、もうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
皆さんのお子様は、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、久しぶりに娘の様子をお伝えしたいと思います。
✨✨✨✨
娘は、おかげ様で
驚くほど元気に、大学生活を満喫しています。
中学1年で起立性調節障害を発症して以来、初めて新年度のスタートから無欠席!!
( と、書きながらアップするまで保存している間に、昨日初めて休みました !
でも、よくここまで持ったと感心しています。)
大学なので、週に2日だけ朝が遅い日がありますが、それ以外は7時30分には家を出ています。
そして、相変わらず帰って来ると「疲れた〜」と言うことはありますが、それでも翌日には明るい顔をして出かけて行くのです。
しかも、高校時代は駅まで送り迎えしていたのですが、今は、よほど疲れた時以外は、自転車で行っています。
とにかくびっくり!
これだけでも、娘にとってはすごいこと!
そして、大学では新たな挑戦
サークル活動も始めました !!
中学1年の秋に部活を辞めて以来、6年ぶりに選んだ部活は、フラ
フラダンスの フラ です。
体力に自信はないけれど、体を動かすことがしたいという娘にピッタリ !
しかも、フラは
大地のエネルギーや波の波動と共鳴し、グラウンディング(グラウディング= 地球とのつながりを意識して、心身のバランスを取ること)にも最適 !
サークルを終えて帰って来ると「腰痛い〜」とか言っていますが、
あんなに体力のない雰囲気だったのに、放課後に
踊ってこれるなんて
ほんと、夢みたい!
そして、バイトも始めました。
生まれて初めてのバイトです。
入学前はディズニーリゾートでのバイトを夢見ていましたが、土日出勤必須らしいとの情報から、今はとりあえず断念。
自分の空いた時間でシフトが組める、ハワイアンハンバーガーのお店のバイトを始めました。
✨✨✨✨
* 無欠席
* サークル
* バイト
✨✨✨✨
これだけでも娘にとって
「人生初」ということだらけ
そして、まだまだあります!
それに加えて、
東京オリンピックで通訳ボランティアとして参加するために、国際スポーツボランティアの研修に行ったり
さらに さらに !
ハビタット フォー ヒューマニティ という活動にも参加し始めたり。
ハビタットは 世界70カ国以上で住まいの問題に取り組む国際NGOだそうで、
夏休みには海外で、住むところに困っている人のために、家を建てる活動に参加してくるのを楽しみにしています。
もう、やりたいことは「片っ端から全部やる!」
中学高校時代は、サナギの様にじっとして過ごしていたのが、
一気に羽が生えて、飛び出しちゃった!
そんな感じです。
✨✨✨✨
もちろん、決して体力があるわけではありません。
数ヶ月前まで、“制服を着ていた頃”には
毎日帰って来ればぐったりしていました。
その頃と、本質的には変わっていないはずです。
では、なぜ
大学の勉強を始めとして、
これだけ沢山の活動が、活動的に続けてられるのか
それは、ズバリ!
全部好きなことだから !
本業の、大学の勉強は英語漬けの日々。
けれど、外国人の先生ばかりの環境と、留学生と過ごす時間は、毎日が新鮮。
外国人の先生は、優しいけれども厳しくて、はっきりと物事を伝えて来る。
留学生は、相手の気持ちを「忖度」し過ぎるところを、はっきりと「それ日本人のおかしいところだよ」と、教えてくれる。
… 日本の社会の中で感じていた、「察する」ことから生まれる「面倒くささ」や「窮屈さ」が、この大学の中では、少ないのかもしれません。
家に帰って来れば大学での話を、ワクワクした口調で話してくれます !
大学は、課題も多くて大変だけれど、頑張ることが好きな性分の娘には、とても合っていたのだと思います。
そして、ボランティア活動も
「ボーイスカウトを辞めたところなのに、またボランティアやってるの?」と聞くと、「だって、好きなんだもん」と一言。
やっぱり、そこに集まる人たちとは波長が合う様で、とても楽しいのだそうです。
フラも、先輩方がみんな優しくて可愛くて
「フラに入って良かった〜 💕」と言い
バイトも、いい人ばかりで
疲れるけれど、楽しくて…
つまりのところ、
全部好きだから 楽しい
だから
どんなに疲れていようと、できる !!
それだけのこと
*** ***
ということは…
中学高校時代は、どれほど嫌いなことだらけの生活だったのか… ということになってしまいます。
もちろん、自分が中学受験をしたくて始めて、入ったはずの中学高校です。
でも、
本当の意味で
心の底から
魂レベルで 好きか ?
と聞かれたら、「あの学校は好きではなかった…」ということなのでしょう。
親も子も、将来のことを考えて
一生懸命になって、少しでも「いい学校」というところを目指すのが、世の常です。
けれど、本当にその子にとって「いい学校」というのは
心穏やかに、楽しく学べる場
それだけのことなんだと、今は思います。
高校までは、大学で自分の本当に学びたいことを学ぶための、基礎を固める時間。
もしかすると、高校にすら行かなくても、本当に好きな事は学べるのかもしれません。
好きな事に出会えば、いつからでも関係ない!
起立性調節障害になってしまった子や、
不登校の状態になってしまった子は、
基本的に真面目です。
本当に好きな事に出会えば、見違えるように輝き出し、努力を惜しみません。
だから、子どもが単純に「好きかどうか」で選んだ結果を信頼していいのだと思います。
***
この前参加した講座で、教えてもらいました。
人は
みんな、生まれてくる時に、
天命をもらって生まれてくるのだそうです。
本当は、
自分がワクワクすることの中に 天命があるといいます。
ただ、周りの人を喜ばせることをすればいい。
お料理が得意な人は、お料理で
音楽が得意な人は、音楽で 。
ワクワクする気持ちを大事にして…,
実は、小さかった頃に好きだった事こそ、
天命である可能性が高いのだとか。
そこにチューニングを合わせた生き方をしていると、天から大きなサポートが入ったりするのだそうです。
脳で考えてやっている事は、持続しないけれど、魂が楽しいと思う事は持続する。
それがいつしか、ライフワークになっていく。
……
好きというだけでも充分意味のある事なのかもしれませんね。
✨✨✨✨✨