「今日もよく働いたなぁ~」

こんばんは!
ボクの名前は螢琉です。
一応、グラニデのディセンダーなんです。
今日もいっぱい働いて、疲れたから寝ようって思っていたんだけど・・・

「ん?何かいる・・・?」

なんか、部屋の隅っこにうずくまってるなぁ~
よし、捕まえちゃえ♪

「てりゃっ!」

よーし、捕まえた♪

「ぎゃみん!?」

あれ?どこかで聞いた声のような・・・
はっ、もしかして!

「ねぇねぇ、ゲーデなの?」
「・・・認めたくないが、そうだ。」

やっぱりそうだ~
ボク、ゲーデとやり取りをすると、なんか楽しいんだよね~♪

「わ、猫になってる!しかも、ちっちゃいよ!!どうしてなの???」
「俺にもわからん。気がついたらこうなってたんだ。しかも、おまえの部屋にいたんだ。」
「ほへ~、そうなんだぁ。」

んー、このゲーデをミリィに見せたら、とんでもないことになるかも。
あと、ティアにも見せちゃダメかな・・・

「ねぇねぇ、このままぎゅ~ってしていい?」
「なっ、なんで・・・だ?」
「ん~、暖かそうだし、それに・・・」
「・・・それに?」
「ゲーデは、なかなかぎゅ~ってしてくれないでしょ?だからぎゅ~ってしたいの!」
「なっ・・・」

あれ?ゲーデの顔すごく真っ赤になっちゃった。

「どうして、そんなに真っ赤なの?」
「・・・・・・」
「う~、答えてよぉ~」
「お、おまえが、急に恥ずかしいこと言い出すから・・・だ。」
「ボク、普通にいったつもりなんだけど?」
「ぐ・・・」

ボク、そんなに変わったこと言ったかなぁ?

「・・・特別許す。」
「わーい♪んじゃ遠慮なく抱き着くね~」

そうだ!いっそこうしちゃお♪

「とりゃあ!」
「な、おまえ何を・・・」
「ボク、少し眠たいから、ベットでぎゅ~ってしながら寝ようと思ったんだけど・・・ダメ?」
「・・・今の俺の姿では抵抗ができないからな。しかたない・・・・・・」
「そっか♪」

なんか今日のゲーデはいつも以上に優しいなあ~♪

「う~ん、ゲーデすごく暖か~いなぁ・・・ZZZ・・・」
「寝るの、早・・・」

こうして、ボクはゲーデを抱っこしたまま眠りに着いた。


おしまい♪