ちょうどタイムリーに考えてた事とナリ君の記事がリンクした部分があったので取り上げてみようと思うんだけど。
ペットを最期まで責任持って飼わない人は悪い人?ってこと。
初めて会った時、ビー玉みたいな目と目が合った瞬間にビビっときて
「もう何があってもこの子を幸せにするんだ!」と心に誓った。
そんな子を自分の都合で手放すなんて無責任すぎる!!
命を何だと思っているの??
でもそれってホントに無責任なのかな?
※今回私が話す「ペットを最期まで責任持って飼わない人」って言うのは「里親探し」をしている人の事ね。その辺の河川敷に離すのは犯罪行為になるから論外。そんなヤツはクソ野郎だから。動物なんだと思ってやがるんだ。
例えば「今流行りのプードルを飼ってみたけど想像以上に大変過ぎてしんどい」ってなった時
「でも最期まで責任持って飼わなくちゃ!」と飼い続けますが、
飼い主夫婦は共働きで家にいないから
トイプードルは早朝から深夜までケージで過ごして
時間が無いから散歩をしたことが一度も無くて
飼い主さんと遊べるのが嬉しくてはしゃぎすぎて怒られて「この子バカだから」って言われて
その後もずーっと室内の狭いケージの中で犬生の大半を過ごしました
というのと
「大変すぎてもう飼えない新しい飼い主を探そう」と手放す覚悟を決めて、
里親探して時間も余裕もある家に引き取られて
トイプードルは毎日寝るとき以外は室内を自由に歩き回って
1日2回お散歩に行けて
飼い主さんと遊びを通してさらに絆を深めて
さらに同居犬や同居猫とも遊んで
「なんていい子をもらえたんだろうね、ウチに来てくれてありがとう」って言われて
毎日家族に求められ生活して過ごしました
どうだろう?
それでも「手放すのは無責任」と言える?
もちろん、命を扱うって簡単なことじゃない。
動物はしゃべれないから人が一方的に結んだ「飼育」という契約は最後まで責任持って果たさないといけないと思う。
でも初めての経験だと想像がつかないのも事実ある。
こんなに手がかかるのか・・・
こんなにお金がかかるのか・・・
こんなに思い通りにならないのか・・・
飼ってみて分かることだらけで当然
飼い主が努力して飼い続けられるのが理想かもしれない。
でも、それだけがペットに対する責任の取り方じゃないと思うんだよね。
その状況、みんな笑顔になれてる?
どちらの方が笑顔の人(犬)が多いかな?
笑顔になれる人は一人でも多い方がいいと思う
だから私には
途中で飼うのをやめることは
無責任なこととは思わない。
むしろ
超前向きな決断だと思う。
ってとこがナリ君の夫婦間の問題に対する考え方とリンクするのかな、と思って取り上げさせてもらいました!
途中で飼うのをやめた飼い主さんは生活リズムを改善する余裕がなければ犬を飼わないで欲しい。犬種が変われば~とか言って新しい犬飼う人もいるんだけど、犬種の問題ではないよ。
手放すことになった自分の判断ミスはしっかり反省してください。
飼い主と別れ新しい環境を転々とすることは犬にとってストレスがかかっているからね、そこんとこお忘れなく。
ちなみに例え話はほぼ実話ね!
実家のプードルちゃんのことでした( ^ω^ )