夏の目覚めは悪い。
暑いせいだろう、睡眠が浅く回復に時間がかかるのです。
起きればすでに空が白み始めていることがほとんど。
8月のある休日の朝、運良く4時に目が覚めました。
しかし、空に朝の色がつき始めるまでにはあと少ししかしない。
そんな時に選択できる撮影地は限られます。
気象情報を急いで集め、米水津の空の地蔵さんに決定。
運転中もどんどん夜が去って行きます。
気持ちは焦るばかり。
駐車スペースに車を置いて、三脚を担いで参道(?)を上ります。
暗くて心細いのはいつものことです。
息を切らせて約10分、頂上に到着しました。
雲がそこそこあるので、きれいに染まることを祈りつつセッティング。
この日はブヨがやたらと多く、うっかりしているとカメラの前に飛んできます。
雲が染まり始めました。
数分おきにシャッターを切ります。
雲が染まるのって、いつがピークなのか分かりにくいんですよね。
やがて空はオレンジ色を失って行き、
次は日の出のドラマが始まります。
後ろで鳥が鳴いていました。
振り返るとすぐ近くの枝にとまっています。
撮れたのはこの一枚だけ。すぐに飛んで行ってしまいました。
では、最後の一枚を撮って終わりにしましょう。
なかなか良い雲が出ていました。
お地蔵さんにお礼を言って参道を下りました。
さて、朝ご飯は何にしようかな?
7時の開店を待って、パン屋さんのサンドイッチってとこかな。