4月末、実はまた仕事で沖縄に行っておりました。
今度は、仕事先の方にご案内いただいて、
泡盛の老舗蔵元、『忠孝酒造』様はじめ、地元の
生産者の方々をお訪ねすることができました。
微力ながら、僕たちの仕事が沖縄の食品工業の
発展に結びついていけば良いなぁと思います。
インンディカ米(タイ米)1tに、200~300gの種麹を
入れた後、このようにタンクでもろみ醸成中。
ちなみに種麹とは、お米に麹カビを繁殖させたもの。
この場合、黒麹なので黒カビです。
食品製造過程で、麹カビは糖化の役割を担います。
お醤油もお味噌も、麹カビなくしてはできません。
カビは、日本人の生活に欠かせないもの
なのですヨ。
この糖化の後、お酒づくりでは酵母に仕事が
バトンタッチされます。
『もやしもん』読者なら先刻ご承知かと思いますが、
糖を食った酵母がアルコールをぷりっと出すのです。
今はこのようにタンクでの仕込みですが、
太平洋戦争以前、各家庭で泡盛が造られていた頃
では、下の写真のように甕で仕込まれていました。
忠孝酒造さんでは、一般の見学コースで往時の
様子を再現されていますが、実際にこれで仕込むと
品質が安定しないんだそうです。
↓↓↓
という次第で、沖縄名産の美味しい泡盛が
出来上がっていくわけです。
(ずいぶんはしょっておりますが)
二回目の沖縄では、二泊三日しました。
初日は那覇市に宿泊し、同行した圓城寺社長と
ふたりで飲みまして、泡盛ボトル一本空け、
既になじみとなった居酒屋さんの大将を驚かせ
てしまいました。
しかし、本場の沖縄料理は実に美味しい。
沖縄は食べ物が美味しくないという人がたまに
いてはりますが、お気の毒なことに美味しいお店に
出会ってないんだろうなと思います。
さらに二日目はうるま市に宿泊し、仕事でご一緒
させていただいているバイオベンチャーの社長と
スタッフの方と僕たちの4人で、ボトル二本空けました。
沖縄に行くと飲む量が増えるのは、どうしてかしら。
三日目は、朝からちょっとした島めぐり。
うるま市にある世界文化遺産、勝連城跡に行きました。
まずは、壮大かつ秀麗な風景をご覧下さい。
↓↓↓
中国は万里の長城のごとし
城壁から望む太平洋
地元の方々が散策されてます
ガジュマルの木
踏みしめられ丸くなった石畳
うるま市は、沖縄本島における都市部の北限と
言えるのではないでしょうか。
ここから北は、広大なやんばるの森です。
日本の代表的な世界文化遺産である首里城にも
行きました。
残念ながら、実際の城郭建造物は戦争で焼けて
しまったので、現在のは再建されたものです。
でも、大阪城や名古屋城のように鉄筋コンクリートで
エレベータ付きというわけではなく、沖縄最大の
木造建築として名をはせております。
↓↓↓
もちろん、「撮影可」だったのですよ。
そうそう、首里城内をてくてく歩いておりましたらば、
なんと・・・
仲間由紀恵さんとすれ違いました!!
仲間由紀恵似じゃないですよ!仲間由紀恵さんっすよ!
『テンペスト』という、仲間さん主演のドラマの撮影が
行われていたのです。
原作は、ベストセラーとなった沖縄歴史小説。
琉球王朝を舞台に、女の子が自らを男と偽って
宮廷官僚として活躍します。。。って、
『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~』とか、
『美男(イケメン)ですね』とか、
『トキメキ成均館スキャンダル』みたいな設定ですね。
いやしかし、仲間由紀恵さん、神々しいくらいに
綺麗な方でしたよ。
めっちゃ顔ちっちぇー!
すれ違っただけで、なんだかこちらまで幸運に
恵まれそうな気にさせられる、まさに巫女的なオーラ
を身にまとった方ですなぁ。
今年は、また何度も沖縄行くと思います!