月と太陽のうた

月と太陽のうた

パパ、ママ、長男ムーン(7歳)、次男サニー(3歳)四人家族の日記

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今日はサニーちゃんが誕生した日の、パパの日記。


陣痛が微弱なため、2日間かけて陣痛促進剤を使った。

しかし、上手くいかなかった。

「前日までの陣痛促進剤で上手くいかなかったのは、

おそらく胎盤の位置が予想よりもかなり低いためだと思われる。

そのため、胎盤に阻まれ胎児が下がれず、

胎児が下がってこないと本物の陣痛がこないため、

上手くいかなかったのだろう」という話で、

話の内容からすると結局は帝王切開するしかなさそうだった。


パパもママも納得して、手術に臨むことにする。

パパはこの説明を聞くまでは、もう少し待ったら赤ちゃんが降りてこないだろうか?

帝王切開となるとママの体に傷をつける事になり、

術後もかなりしんどい思いをしなければならないと聞いているので、

そこまでする必要が本当にあるのか少し疑問に思っていたが、

説明を聞いて納得した。


この日二人目の手術になるので、

「10時半ぐらいから始められると思います」と言い残して、先生は出て行った。

10時半になっても手術には呼ばれなかった。

パパも落ち着かず、気づくとなんとなく病室内をうろうろしていた。

結局呼ばれた時には11時半は過ぎていた。

パパは先生のお腹が空いていないか(集中できないのでは)少し心配だった。

ママは歩けたが、車いすで手術室へ。

パパも手術室入口まで見送る。


病室に戻り、パパと両実家の母の三人でお昼ご飯を食べる。

食べ終わってからは、手術前に助産師さんが

「赤ちゃんは病室にはきませんので、待合室でお待ちください」と言っていたため、

待合室へ移動した。


暫くすると、名前を呼ぶ声が聞こえた。

なにかと思い『はーい』と答えると、

助産師さんが明らかに生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていた。

えっ!もう生まれたのか!と思った。

思ったより早かった。


午後0時14分、赤ちゃんが生まれた。

やはりムーンちゃんの時と同じように、まだ肌はふやけてブヨブヨしていた。

まるい赤ちゃんだった。

だっこした。

写真を撮ってもらった。

小さくて、軽くて、そして暖かかった。

肌は白く、顔色が悪かったが、暖かかったので安心した。

帝王切開の赤ちゃんは狭い産道を通ってこないので、

苦しくないから顔が白いのだろうと思い、両実家の母とも話した。

きっとそうなんだろう、という話になった。

赤ちゃんにはまだ、わりと血がついていた。

服の袖に少し血がついたが、ママの頑張りが感じられ、ママの事が気になった。


赤ちゃんはそのまま新生児の部屋に連れて行かれ、

なにやら診察したり、体を拭いたりしているようだった。

ムーンちゃんの時は立会出産だったため、

出産と同時にママと二人で泣いて感動し、喜んだ。

今日は、今のところ赤ちゃんは無事で嬉しかったが、ママがまだ手術中であり、

出血が多い可能性があったため、まだ手放しには喜べなかった。

その後も不安な時間を過ごした。


30分ぐらい後だっただろうか、ママも手術室から出てきた。

部分麻酔のはずだったが、寝ているようだった。

麻酔のため切開の痛みはなかったが、

引っ張ったり押したりの痛みがひどかったので、

意識がぼーっとするような麻酔を手術中に追加でしたらしい。

出血も1200cc程あったらしい。

とりあえず自己血400ccを戻せば大丈夫だろうとの事だった。


ママが手術室から出てきてすぐにパパが呼ばれる。

小児科の先生から赤ちゃんの事について話があるという。

ムーンちゃんの時は無かったので、

赤ちゃんに何か問題があったのだろうぐらいの察しはついた。

赤ちゃんは生まれた直後に比べると、少々顔色は良くなっていた。


小児科医の話が始まる。「赤ちゃん元気に生まれたのですが、」

一瞬、やっぱり何か問題があったんやと思った。

小児科医は言葉を続ける。

「貧血です。」えっ!貧血?。さらに小児科医は言う。

「体に特に問題ないです。」

要は母体が貧血だと赤ちゃんも貧血になってしまうようだ。

命の危険はないという。良かった。貧血だけか。パパは少し安心する。

さらに続けて「このまま貧血が進まなければ問題ないのですが、

これ以上貧血が進むとまずいので、大きな病院に転院し、

ずっと経過を診る必要がある」という。

そのために転院先を今探しているとの事だった。

転院先が見つかれば、救急車で連れていくらしい。

パパは予想外の事態に驚いたが、

なるべく万全の状態で赤ちゃんを診てほしかったので、

是非そうしてほしいと思った。


間もなく受け入れ先が○○医科大学付属○○病院に決まる。

救急車で迎えに来てくれるという。


病室に戻ると、ママは看護婦さんになにやら診てもらっていた。

それが終わるのを待って、意識がもうろうとしているママに転院の説明をする。

不安がらせないように、大丈夫を繰り返しながら説明する。

小さい声で返事をしていたので、話はわかったようだ。


何分後ぐらいか、ママや両実家母に説明が終わって、

トイレに行っている間にもう救急車がやってきた。早かった。

○○医大の小児科医も同乗しており、赤ちゃんは保育器に入ったまま、

救急車の中の保育器に移され、すぐに○○医大に向かった。

もちろんサイレン・赤色回天灯点きで。


パパも後追いで○○医大に行かねばならなったので、出発する。

新しい、綺麗な巨大な病院だった。

早速5階にあるNICUを訪ねる。

暫く待たされた後、ようやく赤ちゃんに面会する。

経過が順調で、合併症等も発生しなければ、

週明けには退院できるでしょうとの事。

パパはこの時赤ちゃんについてようやく一安心出来た。

その後入院手続き等を済ませ、再びママが入院している病院に向かった。


ママは自己血400ccを戻しつつ薬混じりの点滴をしていた。

両手に点滴していて、そのチューブがさらに分岐したりしていたので、

管だらけで、重病人という感じで気の毒だった。


本当に色々あったが、とりあえずママも赤ちゃんも無事で本当に良かった。

このまま二人とも順調に良くなってほしい。そればかりを願った。

今日は家族全員が一か所に揃う事が出来なかったが、

近い将来に家族写真を撮るのが、

とても楽しみだ。


今日は一日中快晴のとても良いお天気だった。

気温も暑くなく寒くない過ごしやすい日だった。

ムーンちゃんが生まれた日も、こんな天気のいい日だった。

夜帰るときの月もとてもきれいだった。

ムーンちゃんも「ムーン見えた」と言っていた。

今日の月齢は11.2、少し右下には木星が明るく輝いていた。


二人も子供を授かり、家族が4人になり、とても幸せだ。

ママ、両家両親、いろんな事に感謝したい。


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