1999.June

NO.1 初ドライブ

念願のアルフィスタの仲間入り。納車は6月3日(木)。

偶然にも大安吉日、アルフィスタとして一歩を踏み出した。

車をGooseNeckのある世田ヶ谷まで取りに行く。

車の引き渡しの際、色々とお店の人にアルファロメオ155の説明を受ける。

マニュアルを1ページずつめくりながら色々なポイントをアドバイスしてもらい、

最後は現車にてそのポイントを再度アドバイスしていただいた。

そして、初ドライブである。環状8号より第3京浜に入る。

左ハンドルも初めてということもあってか、かなり緊張した。

落ち着いたところで色々とチェック。

やはり一番の印象はエンジンが良い。伝統のV6は素晴らしい。

低速時から太いトルクは中々のもの。

100km/hにて2500回転にて安定したクルージングは最高。

追いこし時、シフトダウンすれば4~5000回転まで滑らかに回り、余裕を感じる。

噂通りの珠玉のV6エンジンは最高である。

2.0TSとどちらか悩んだのだが、やはり伝統のV6のチョイスは正解だったようである。

自宅に帰宅したのち、妻が見てびっくり!”凄い赤ネ~”と呆れ顔。

そんな言葉をヨソに後部座席に2才の娘のために”チャイルドカーシート”の取り付け、

シートが破損しないようにキルティングの布を一枚ひいてから取り付け。

前車のランティスとは違ってシートがフラットのようで問題無く取り付け完了。

本当はアルファ純正の真っ赤なチャイルドカーシートが欲しいのだが、

今までの物で問題無いので我慢。

娘はアルファを見て”アカ!アカ!”&”へび!へび!”と連呼。

アルファの基本を見抜いているようだ。(恐るべし。)

軽く横浜まで家族と共にドライブ。妻は”内装が広くてユッタリしていて良い。

”ととりあえず気に入ってくれたようだ。

帰宅後、コルソ・ティーポへ出かける。

アルフィスタとして行くエンスーな店は感慨深い物があった。

ビバンダムのキーホルダーと師匠へのお土産のアルファのポストカードを購入。

きれいな心地良い店であった。又、今度買い物に行こうと思う。

さすがネコ・パブリシングの本は全て揃っていた。

 

NO.2 ボディーカバー購入編

駐車場が色々と危険(子供&ネコ)が多いので、

ボディカバーを購入しようという事に。色々なカーショップに探しにいったのですが、

結局無いようで(156用はありました。スーパーオートバックス)、

ティーポ&カーマガジンの雑誌広告で以前よりチェックていた、

アルカディアというお店にて”ラッパーズ”のボディカバーを購入。

納期は受注生産のため注文してから約1週間で。

特別セール中で¥16,000が20%Offで税込み¥13,440也。少し得した気分です。

しかし、梅雨真っ盛り。現在未使用&未開封。ボディカバーについては、又後日。

アルカディアというお店は基本的には”イギリス車”のパーツなどをメインに取り扱っているようです。

今後はお邪魔することはなさそう。

 

NO.3 CDチェンジャー

CDを取り付けたいと思い、近くのイエロー***に行く。

そこで、待ち受けていたものは?...。

店員の方が、”アルファロメオ”を知らなかった。

ゴルフとかBMWならすぐ出来ますが、取り付けはできなくは無いが、

2日は時間が掛かるなどと言っている。

認知度の低さなのか?自分が変わっているのか?ギャップを感じる。

いずれにしてもここではとても頼む気にはならず、一路オートバックスへ。

さすが、”156”プレゼントは伊達じゃない!即答を得た。

”1時間位で可能です。”と車種も見てちゃんと理解している。

どこかとはエライ違いである。

155にはソニーのカセット&ヘッドアンプユニットXR-5L102が純正で付いているので、

ソニー製の対応の10連奏CDチェンジャーCDX-727を取り付けました。

本体価格¥29,400取り付け費¥12,000以上消費税込みで¥43,470也。

今年の自動車税分はここに消えてしまった。

帰宅中、大好きな”エリッククラプトン”&最近お気に入りの”宇多田ヒカル”を聴きながら自宅へ御機嫌に向かう。

 

NO.4 ブレーキ

ブレーキのタッチが155の特長なのかそれともアルファ全体がそうなのか?

今一つシックリこない気がします。別に効いていないわけではないのですが...。

心配になって、知人に聞いてみたところタッチのフィールが悪いのはアルファ特有の物らしくて、

対策方法としては通常のショップに相談すると、

ブレーキのキャリパーの交換を勧められるらしいが

そこまでの対策は通常では必要はないようで、

私のようにサーキット走行などやらなければ”ブレーキホース”を

ステンレスのメッシュの物に交換のみでバッチリのようです。

その知人も以前”75TS”を所有時、このような事がありステンレスのメッシュの物に交換で

ブレーキタッチは改善されたようです。余裕があるときに交換をしてみようかと思っています。

Tarox製で¥28,000であるようなので、暫く色々と探してみようと思っています。

-L
T-Lagoon's AlfaRomeo155v6 SPECIFICATION
●製造年1996年●製造国イタリア●型式F-167A1E
●車台No.ZAR16700000138569
●全長×全幅×全高(mm)4,455×1,730×1,425
●ホイールベース(mm)2,540●車両重量(kg)1,320
●エンジン形式V型6気筒SOHC12バルブ・総排気量(cc)2,492

●最高出力(ps/rpm)(DIN)163/5,800
●最大トルク(kgm/rpm)(DIN)22.0/4,500
●燃料供給装置電子制御式燃料噴射装置
●燃料タンク容量63l●ミッション形式FF
●ステアリング形式ラックアンドピニオン,パワー
●サスペンション(前/後)マクファーソン・ストラットトレーリングアーム
●ブレーキ(前/後)ベンチレーテッド・ディスクディスク
●タイヤサイズ(前/後)205/45ZR16
●その他 Eibach製スプリングに交換 OverRacingタワーバー装着。

 


EXTERIOR
念願のアルファです。やっぱり感動です。
このフロントマスクはたまらないです。最高です。
伝統のアルファの楯にビスコンティ家の紋章に蛇マーク
そして飲み込まれる人。
ついに自分も蛇に飲み込まれてしまったわけです。
バンパーは以前のオーナーがボディ同色に塗ったようです。
下見の時は違和感があったのですが、いざ自分のものになると
155のDTMやBTCCのイメージで意外に気に入っています。
運転席側には筆記体文字でAlfaRomeoのシール、
助手席側前のフェンダー部分にはもう一つのアルファの
トレードマーク"クオドリフォリオ"のシールが貼っています。
リアにはイタリアの国旗が貼られています。


ENGINE

 

究極のV6エンジン!伝統のアルファV6。
一言でいうと素晴らしいそしてイタリア車の醍醐味。

以前に乗っていた車もV6でしたが、全くの別物です。
現在、他メーカーでも製作されているV6エンジンは
このアルファV6をモチーフにしていると言われています。
馬力&トルクはそれほど凄いスペックではありませんが、
運転時のレスポンスは中々のものです。
加速時には心地よく吹き抜け、6000回転位までは一気に
行ってしまいます。
低速時のトルクも太くストレスを感じません。
エンジンには非常に満足しています。


TIRE&WHEEL

スポルティーバ仕様の155には純正でスピードライン社の
アルミホイールが装着。
タイヤはもちろんイタリアの老舗の”ピレリー”のP700Zを履いています。
贅沢です。基本的には自分は過去の車すべて50タイヤだったので、
あまり突き上げ感じません。
消耗時の交換の際、再度ピレリー”付けたいのですが、
結構お値段が高いので悩みところです。
贅沢をいえばアルミを”OZ/SuperTurismo(White)か
SpeedLine/Ultimo(Black)付けてみたいです。
ブレーキのキャリパーを”Bremboも交換も良いです。


INTERIOR

ステアリングはイタリアの老舗のmomo製の物です。
エアバッグも装着されているのにも関わらず見事な出来栄、さすがmomoです。
SZ(ES30)に装着されていた"Zagato"デザインのステアリングに交換しました。


国産車とは明らかに違うメーター類。
スピードメーターは260km/hまで。レッドゾーンは6500回転より、
これが気持ち良く回っちゃいます。警告ランプが異常に多いのも特長?
いつか点灯しまくるのではないかとスリル満点(あまり信頼性が無いだけに...)

 

 

幼少の頃にスーパーカーブームと言うものがありました。

思い起こしてみれば・・・

フェラーリ、ランボルギーニ、ランチアに

胸ときめかせ

スーパーカーショーに行き食い入るように見ていました。

その頃は未だアルファロメオなんて知るよしも

ありませんでした・・・

それから何年か過ぎて・・・

大人になり、世の中はバブル景気の中・・・

そしてスポーツカーブーム、F1ブームと・・・。

幼少の頃の思い出のスーパーブームの再来のようでした・・・。

市販車のレースでは、各メーカーの熱い走りが・・・

その中に敵地ドイツやイギリスに乗り込み

メルセデスベンツ等を次々に撃破し

疾走する深紅の車がありました。・・・

イタリアのアルファロメオ155でした。

情熱的な走り、威厳ある輝きは胸を熱くさせました・・・。

幼少の頃、初めてスーパーカーの激走を目の当たり

したようでした。

そして、アルファロメオがフェラーリの母であったと

知り更なる衝撃を・・・

いつしか大蛇の虜となってしまったのでした・・・。

イタリアの伝統と誇りであるアルファロメオを

こよなく愛しております。

1998.Mar T-Lagoon